平凡で実直な人間などいくらでもいる。しかし、事に臨んで大事を断ずる人物は容易に求めがたい。人のわずかな欠陥をあげつらうようでは、大才の士は、もとめることが出来ない

偉大な栄光とは失敗しないことではない。失敗するたびに立ち上がることにある

私たちのように未完成な人間に、何もかも完璧にこなせるわけがない。私たちにできるのは、その時その時の妥協点を探ることである

（子どもがテストで100点をとってきたとき）結果をほめたたえるよりも、どんなふうに勉強の方法を工夫して、どんな風に努力・・

感謝の念こそ、私の誕生日で一番美しいこと

有望な仕事があるが資本がなくて困るという人がいる。だがこれは愚痴でしかない。その仕事が真に有望で、かつその人が真に信用ある人なら資本ができぬはずがない。愚痴をこぼすような人は、よしんば資本があっても大いに為す人物ではない

多くの愚者を友とするより一人の知者を友とするべきである

マゾヒズム的人間は、外部的権威であろうと、内面化された良心あるいは心理的強制であろうと、ともかくそれらを主人とすることによって、決断するということから解放される。すなわち自分の運命に最後的な責任をもつということから、どのような決定をなすべきかという疑惑からも解放される

何の努力もせずにステキな男性と恋に落ちるなんて、小説どころか、絵本の中だけのお話です

高慢は、我々の悲惨や誤謬の真只中においても、きわめて自然な仕方で我々をとらえている。我々は人の語り草になるならば、喜んで生命までも棄てる

私達の運命を決定する神は、私たちの内部にいる。私達の自己こそがそれである

私の考える「現代の戦士」とは、正しい行動を守り、求めるものを手に入れようとするが、それでも幸せになるという目標を忘れない男のことだ