豪奢(ごうしゃ)な富も黄金にあふれる館(やかた)も、青春と取替えはせぬ。青春は、富める時も貧しい時もこの上なく美しい。

自信と自立性のある教養の本質は、ゆるぎなきエゴイズムである。

俺らはまだまだ人生の海図もコンパスも持っとらんのよ。今は遭難しててもえぇねん。そのうち陸地が見えてくるはずやから。で、そこに一歩踏み出してからが勝負や。その点、俺らは我の強さは誰にも負けんからね

人の一生の本質は二十五歳までの経験と思考が決定する

ホントにおっとりした亀みたいな人間だった

「学ぶ」という行為の根底には、自分が大きく育って行くことを感ずる「喜び」がある

いかなる身分でも、気晴しができる限り幸福である。・・それは自己自身を考えることから心をそらしてくれるところの幸福である

自発性。それが僕の人生の哲学だ

ここに居て喜べず　ずい分　よそを捜したが　ここをはなれて　喜びは　どこにもなかった

年齢のことは自分では意識していなかった。注目されることは光栄なので、一生懸命頑張ろうと思った

重要なのは自分の生きるよすがとなったものが、どこかに残っているということだ。さまざまな慣習でもいい。家族の祝いごとでも・・

学んで思わざれば則(すなわ)ち罔(くら)し、思うて学ばざれば則ち殆(あやう)し。