屍を戦場にさらすとも褥の上にて死なんとは思い設けず

およそ主人たるもの、1年使ひ見て、役に立たぬときは暇を遣はし、家来としては、三年勤めて悪ししと知らば、暇をとること、法なり

人の一生というものは重い荷物を背負って遠い道をゆくが如し

強いところはよく強くし、弱いところはより弱くするのがよい！それは強いはもろいの裏返しで、弱いは柔軟の裏返しであるからだ

仁に過ぎれば弱くなる。義に過ぎれば固くなる。礼に過ぎれば諂（へつら）いとなる。知に過ぎれば嘘をつく。信に過ぎれば損をする

おれの乗り様を手本にせよ

敵に先手をとられたときと、自分から先手をとって敵にしかけたときとでは、倍も違うものである

学問を志した以上、大いに学問に励むべきだ。農業に就くなら豪農に、商業に入るなら大商人になりたまえ。学生は小さな安定に満足してはならない。粗衣、粗食、寒暑に耐え、米をまき、薪を割り、それでも学問はできるのである。

欲の一字より、迷いのさまざま、心をくらます種となり。終りは見を失ひ、家をも失ふにいたるべし

上司の弱点を指摘するな

器用というのは　他人の思惑の逆をする者だ

この難を逃げ候こと本懐にあらず