人々はあなたの美徳によってあなたを罰し、あなたの過ちによってあなたを許す

私が遠くを見ることができたのは、巨人たちの肩に乗っていたからです

人は互いの助けがあれば、ずっと簡単に必要なものを準備できる。そして力を合わせれば、あらゆるところで襲ってくる危険をもっと簡単に避けられる

良薬は口に苦くして病に利あり。忠言は耳に逆らいて行いに利あり。

私が悲観主義者か楽観主義者かの問いにはこう答える。私の知識は悲観的なものだが、私の意志と希望は楽観的だ

起きている人間たちは同じひとつの世界を共有しているが、眠れば、人それぞれにこの世界を離れて、自分に固有の世界におもむく。

知識は悲しみである。多くを知る者は、怖ろしき真実を深く嘆かざるを得ない。知識の木は生命の木ではないから

すべての暴力は、戦うことなく相手を屈服させることは出来ようが、相手を従順にさせることは出来ない

幸福とはそれ自体が長い忍耐である

ほとんどの悪人は自分の過失を他人になすりつける。カラスは汚いものを食べた嘴(くちばし)を、きれいな地面でせっせと拭く。

人は「運命」の矢から逃れ得ない故(ゆえ)、甘受が唯一の盾なり。

功利主義は厳密に公平であることを当事者に要求している。ナザレのイエスの黄金律に、私たちは功利性の倫理の完全な精神を読み取る。人にしてもらいたいと思うことを人にしなさいというのと、自分自身を愛するように隣人を愛しなさいというのは、功利主義道徳の理想的極致である。全体の幸福が求めるような行為を実行することと自らの幸福の間には切ることのできない結びつきがある