患者さんが亡くなった場合、精神的に立ち直るのは難しいことです。しかし、亡くなった理由を客観的に分析し、整理してみると、冷静になることができます。自分のやり損ないが原因なのか、手術はよかったのに心臓が予定通りの回復をしなかったのか、手術は完璧だったのに合併症で亡くなったのか。こうした分析を加えることで、失敗か成功かという二分法から逃れることができます

人生には終着駅などありませんよ。それに、もしその道が行き止まりだったらどうしますか

ビシッと手術を決めないと、自分自身が納得できない

医学以外のところで患者さんの心の支えになることが、本当の医術ではないか

人が病気にならない研究をしよう

恋は最も変わりやすいと同時に最も破壊しにくい不思議な感情である。

現代の精神分析学では、愛されないこと、あるいは自己愛が満たされないことというのが、怒りを性質の悪いものにしていくし、怒りを持続させてしまう

一つのことをずっとやっていると、バランスが崩れてくる

聞く看護が大事

人生の濁流に身を投じているかぎり、障害がないという人間はいない

「最高の勉強仲間」は、「最高の勉強ツール」

（胃ろうに対して）どういうアプローチをして、どういう検査をして、どういうやり方をして、この人が（食べる事を）困難って判断したのかっていう、そのプロセスはほとんど無くて、経口摂取のトライさえも十分にしてないなと思うことがあった