僕は絶対に、監督やコーチにゴマをすりたくない。媚を売って試合に出れられても、そんなものは長続きしない

常に勝つのは不可能だからね。でも勝利に必要なことを知るためには、時に敗北も重要なんだ。

才能ある者がトレーニングをし、自分のプレーをオートマティックにできるようにしていくことが大切だ

トイレで泣いたのは、何て言えばいいんだろ。あのね、気持ちが『かくん』って、なったの。終わった直後は、うっすらだけど、『金メダルが取れるかも』っていう期待があった。で、二位だったから、『かくん』。でも、少しの間だけだよ。真央、だいじょうぶだった。表彰式の頃には、感謝でいっぱいになってた。あんなにいっぱい応援してもらったのに、落ち込んだ顔をしていたら、観客の人に悪いでしょ。真央が暗いと、みんなも暗くなっちゃう

どんなに褒められても、ひどく罵倒されても、核心に届いてなければ『ありがとうございま〜す』と軽く流します…核心に触れられた場合は顔を真っ赤にして『きゃっ！』と言ってしまいます

次の大会は40歳で迎えるとなると、ちょっと厳しいという気持ちもあります

最初は疑いに満ちていたけどね

有頂天になったら、そこまでの選手ですよ

試合で感じたものは、試合の中で実践し、その場で自分の血肉にしていく。その作業が一番効率がいいし、身になるんじゃないだろうか

そもそも、僕は若いうちから髪を黒くしていたことがないんですよ。赤とかブルーとか、毎回変えていました。だいたい、サッカー選手がルックスだけ目立っても意味はないですしね

チームのためにバランスをとるということを考え始める。 それと、個性を出して点を獲りに行く。 やっぱそれは、自分の個性を出すことが勝たなきゃ絶対に駄目だと思う

いろいろなことができるということは、ゴールから離れてしまうということでもあると思うので、そこはうまくバランスを取りたいなと