後ろを見て生きるも一生、前を見て生きるも一生。どちらを選ぶか、それは自分の考え方と行動ひとつだ

初期は握手会を開いても、後半になるとほとんどファンの方がいらっしゃらず、ひたすらじっと座りながら待っていることが多かった

自分ひとりの力でできることは限られています。人生では、人の応援なしには、なかなか成功できないものなのです。仕事でも人生でも、周囲の人の力なしでは大きな成果はあげられないものです。だから、人を応援し、人に応援される人であってください

（33歳の時に出演した『動乱』という作品で高倉健さんと共演した際）高倉さんの受けの芝居、それを受け止めて、私がまた喋って、そういうキャッチボールをやっていて震えるような感動があった

幸福のために頑張っても幸福は逃げ、目の前の一人の人のために一生懸命になると幸福が訪れる。それが幸福の面白さなんですね

５年後、１０年後に、やっぱりこのメンバーじゃなきゃって言われる存在になっていたい。目標はそこですから

学校で先生たちに、“この子は真面目でしっかりしていてみたいなイメージがどうしても先行しちゃうんです。少しでもふざけたり失敗すると“どうしたの？って他の人以上に言われる

生きている　このなんでもないことに　躓(つまず)かねば　幸せなんて　わからないんだ

HIROさんは男の鑑でアドバイスが的確です。昨年二人で食事した時、『おまえは土臭い人間だからギラギラしてなきゃダメなんだよ』と言われました。自分も少し安心した日々を過ごしていたと思っていたので、二の句が継げなかった。心の中を読まれた感じでした

一生懸命にならな損、諦めたらあかん

人生も４０年、５０年生きていると、あるときふっとその知識や経験にカビが生えていることに気づくわけです。老化とともに体力や思考力が衰えてくるのは致し方ないとしても、本来衰えないはずの経験や知識までもが腐っていることに気づく。それが４０歳ごろの私でした。それも悔しいことに、一番腐っているのは自分の十八番の戦法だったりするわけです

不幸からよきものを生み出そうとし、又生み出しえる者は賢い人である。与えられたる運命をもっともよく生かすということは、人・・