芸人の品川祐君が興味深いことを言っていました。彼は本屋に行って気になった本があったら、読めなくてもいいからとにかく買うようにしているのだと。そうすれば万が一、その著者に街でばったり会ったとき、あなたの本を読みましたと声をかけることがベストだけれど、仮に読んでいなくても、「読もうと思ったんです」ではなく、「もう買ってあって、これから読もうと思っているんです」と声をかけることができる。対話するきっかけも内容も大きく変わってくるわけです

すべての人が師であり、友である

僕は倫理から下降する。そしてゆきつくところはない

いつも何かを模索し、何かを求め、手をさしのべておかないと運は降りてこない

税制に無関心でいて､税務署を怖がる。銃声は怖がるくせにそれをもつ人間は怖がらない、山の動物とたいした違いはない

人は孤独な時間を持たない限り、自分を発見しない

芸術家よ、君が君の興味以外のことに煩わされざらんことを。

悲しみと苦痛は、やがて「人のために尽くす心」という美しい花を咲かせる土壌だ。

美しい肉体のためには快楽があるが、美しい魂のためには苦痛がある

好きなものを引用するという方法は昔からやっているから、１つひとつに“これはこうですという思い入れはない

愛する者の死と真向きになったとき、人は初めてその人への愛の深さに気づきます。「私の命と取り替えてください」と祈る時の、その純粋な愛の高まりこそ、この世で最も尊いものでしょう

希望それ自体は幸せの一種であり、おそらくこの世で得られる最大の幸せだ。しかし、快楽の多くがそうであるように、行き過ぎた希望は苦痛という代償がつきもので、度を超した期待は、失望に終わる