小説を書くことは私にとって快楽なのです。この快楽を手放したくないという欲望が、私にはあります。煩悩は捨てなくてはなりませんが、私はいい小説を書きたいという煩悩だけは、いまも捨て去ることができません。死ぬまで煩悩を抱えて生きるのが、人間というものです。煩悩を完全になくせばブッダ（悟った人）ですが、世の中はブッダばかりになってしまったら、ちょっと困るでしょう。だから私は、そんなに立派なお坊さんではないのです

愛なくて人は生きねばならなかったら、人生は遂に地獄のなかの地獄である。

すぐれた人が書いた本には、仕事の本質、社会の本質、そして人間の本質が描かれている

利口になるよりバカになれ！ バカになれたら楽になる。人に笑われる人間になった時、君は一人前だ

教育の最高の成果は、寛容さである。

トッププレーヤーになるためにはどういう視野（ものの見方）が必要かを話し、それを彼（圭）が理解できたのだと思います

憎悪にも結晶作用がある。恨みをはらせる希望が出てくると、あらためて憎みはじめるのだ

正解がなくて何やってても満足しないし、どんな役やっても自信が持てなくて着地点が見えないところがやりがいがある挑戦のない人生なんてつまらない。今の自分に安住していれば可能性が逃げていく

書物のこと以外に何も知らないような学者は、書物についても無知であるに違いない。書物は書物の使い方を教えない。

偉大な精神は、静かに忍耐する事を知っている

失敗は成功の母である。落胆と失敗は、人を確実に成功に向かわせる二つの試金石である。この二つを自発的に研究し、何か今後に役立てられることを掴み取ることができれば、これほどプラスになるものはない。過去を振り返ってみよう。失敗が成功の助けになった場合があるはずだ

もし、知識だけを磨いて人間が幸せになれるなら、学問を一生懸命勉強した人はみんな幸福になれそうなもんじゃないですか。そして、学問を勉強しない人はみんな不幸であるべきはずだが、そうじゃないでしょう