未熟には　たのしみがある　まだ　日月に照らされ　これから　熟するという　たのしみがある

（男女の友情関係について）個人的にはお互いに、もしくはどちらか一方が“友情だけを望んでいるのなら、その関係ははっきりとしていて、簡単だと思うわ

ある場合には運命っていうのは、絶えまなく進行方向を変える局地的な砂嵐に似ている。君はそれを避けようと足どりを変える。そうすると、嵐も君にあわせるように足どりを変える。何度でも何度でも、まるで夜明け前に死神と踊る不吉なダンスみたいに、それが繰りかえされる。なぜかといえば、その嵐はどこか遠くからやってきた無関係な“なにかじゃないからだ。そいつはつまり、君自身のことなんだ。君の中にあるなにかなんだ

人間にとって成長ないし発展とは、何に対して貢献すべきかを自らが決定できるようになることである

いったん仕事に慣れると、そこには素晴らしい喜びがあるのです

人々は求婚から、人生の避けがたく妥協的で、好(よ)い加減のところであきらめる外(ほか)、満足のないという事実を知る。彼・・

本心を言えないような友情の美点とは何か？誰だっていいことを言ったり喜ばせたり、お世辞を言ったりできるのだ。でも真の友人はいつも不快なことを言って、痛みを与えるのもいとわない

近代文学が好きなんです。太宰（治）、芥川（龍之介）、（夏目）漱石、谷崎（潤一郎）とかばかり読んでましたから、風景描写がやたら長い（笑）。会話以外は密度濃く書いてしまうんです

占いとは、もともとあるかもしれない良いことや嫌なことを、あらかじめ人に占いという形で受け入れさせることで、それに対するいろんな対処法を用意させたり、最悪の状況を回避できるような心がけをつくるものだと思ってみるのです。そういう前提を持って占いを考えると、占いに対する基本的な姿勢は「信じてもいいけれど囚われるな」ということです

「青春」とは傍で見るほどすばらしいものでも何でもなく、不細工で、汗くさくて、はずかしくって、何ともやりきれないものである

もっとよく、というあがきが、往々にして、すでによいことを台無しにしてしまう

美はざっと見てもわからない