孤独に徹する勇気もなく、犯罪者にもなれず、自殺するほどの強い情熱もなく、結局偽善的に世間と交わって行くほかはなかった｜名言大学

孤独に徹する勇気もなく、
犯罪者にもなれず、
自殺するほどの強い情熱もなく、
結局偽善的に世間と交わって行くほかはなかった

江戸川乱歩

名言カテゴリ

#モチベーション #人生 #作家 #勇気 #孤独 #死

江戸川乱歩

江戸川乱歩（えどがわらんぽ、旧字体：江川亂、1894年〈明治27年〉10月21日 - 1965年〈昭和40年〉7月28日）は、日本の小説家、推理作家。本名：平井太郎（ひらいたろう）。日本推理作家協会初代理事長。位階は正五位。勲等は勲三等。ペンネームは、小説家のエドガー・アラン・ポーのもじり。

人物カテゴリ

江戸川乱歩の名言

恋愛ばかりでなく、すべての物の考え方が誰とも一致しなかった

病床ほど孤独の楽しみを教えるものはない。氷嚢、体温計、苦いけれど甘い水薬、熱病の夢、即興詩、石盤石筆と、紙と筆と、そして絵と、絵文字と、この豊富な魅力が彼を病床に、引いては病気そのものに惹きつけた。強いて病気になろうとする気持さえ芽生えてきた

中学一年生のころだったと思う。憂鬱症みたいな病気に罹って、二階の一間にとじこもっていた。暗い中で天体のことなどを考えていた

二、三歳のころは、ひどくおしゃべりで、物真似などが上手だったそうだが、物心つくにしたがって、あまりしゃべらなくなり、独りで何か空想して、夕方など町を歩きながら、声に出してその空想を独白するくせがあった

会話を好まず、独りで物を考える、よくいえば思索癖、悪くいえば妄想癖が、幼年時代からあり、大人になっても、それがなおらなかった

学校は地獄であった。そのために、私は社会生活を嫌悪し、独りぼっちで物を考える癖が、ますます嵩じて行った

現世（うつしよ）は夢　夜の夢こそまこと

自分ではつまらないと思っても、編集者がやいのやいのといってくれるあいだ、原稿稼ぎをしてやろう。売文業を大いにやろうと考えるに至ったのである

拙いと自信している小説など書くよりは、どんな不自由をしても、進んで月給取りに転業すべきであったのだろう。ところが、この月給取りが又、私は（良心的にいって）ひどく性に合わないのである

小説というものが、政治論文のように積極的に人生をよくするためにのみ書かれなければならないとしたら、彼は多分「現実」とともに「小説」をも厭わしいものに思ったに違いない

たとえ、どんなすばらしいものにでも二度とこの世に生れ替って来るのはごめんです

「なぜ神は人間を作ったか」というレジスタンスの方が、戦争や平和や左翼よりも百倍も根本的で、百倍も強烈だ

もっと見る

HOME
/
江戸川乱歩
/
孤独に徹する勇気もなく、犯罪者にもなれず、自殺するほどの強い情熱もなく、結局偽善的に世間と交わって行くほかはなかった

関連人物

エリカ・ジョング

#アメリカ #作家

アナトール・フランス

#フランス #作家

アイスキュロス

アーサー・ミラー

#アメリカ #作家

モーリス・メーテルリンク

#ベルギー #作家

#作家 #宗教家 #経営者

#ジャーナリスト・評論家 #作家 #翻訳・通訳者

#作家 #女性

唱田士始矢

#作家 #幸運

ジェシー・リバモア

#アメリカ #作家 #投資家

呪術廻戦　名言７選

ドイツを代表する文豪　ゲーテの名言集

結婚できないんじゃなくて、しないんです！！　名言１０選

『クレヨンしんちゃん』　名言集

野原家　名言７選！！

関連名言

財産は、それを所有する人々を他の人たちよりも幸せにするがゆえに攻撃されるのではない。財産が攻撃されるのは、それが少数の・・

金持ちのままで死ぬのは不名誉な死である

他人がいる前で人を叱ってはいけない

結局やってるのは自分自身の『人間活動』の一環として、趣味もやれば仕事もやるし、遊びもやるっていうような感覚なので、全て遊びの影響が仕事にも来るし、仕事の影響が遊びにも来る、それが趣味にも来るしっていう、全部繋がった、巡らす感覚で今はいます

ユーモアのセンスを持っていると、人間性の矛盾を楽しむようになる

「自分がやらなければ誰がやるんだ？」と思えることはありますか？　もしあるなら、それこそが、あなたが生まれてきた理由です。

「あの人は運がいい」「自分は運が悪い」などと人は思うものですが人による運の善し悪しというのはありません　どの人も必ずなんらかの十字架を背負っています　表面だけを見てはいけません　人間は絶対に平等です

仮に二十世紀が「便利な時代」とか「デザインの時代」「テレビの時代」などと分析できるとすれば、二十一世紀は「人間讃歌」の時代ではないだろうか

英雄とは、終始一貫して自己を集中する人間である

どうか英雄とならぬように。英雄の志を起こさぬように力のないわたしをお守りくださいまし

自信は過信に流れる。そして過信を放っておくと慢心に化ける。慢心はやがて増幅され傲慢になる

一つが切り抜けられたら、次には何でも切り抜けられるはずではないか。立ち止まって、恐怖と正面から対決するたびに、人には力と勇気と自信がついてくる。そして、「この恐ろしいことが切り抜けられたのだから、次にどんなことが来ても大丈夫だ」と言えるようになる