人間は寂しさの中で成長します。寂しさを感じない時には気づかなかった自分の無力さと限界を知り、他人と自分の間に横たわる必然的な距離について考察するようになります。寂しさの苦杯をなめて、はじめて、他人もまた味わっている孤独感へのやさしいいたわりの心を育てることができるのです

完璧でない人間同士がお互いにできることを補い合い、助け合って生きることで、人とのつながりに感謝でき、自分も謙虚になれます

大抵の人間は自分本位です。特に女性は、自分中心に地球が廻っていると思っていて、思い通りにならない現実に腹を立てて愚痴ばかり言うのです。思い当たることはありませんか

相手が今何を求めているか、何に苦しんでいるかを想像することが思いやりです。その思いやりが愛なのです

「今、為すべきことを為す」と「ゆだねていく、おまかせしていく」。この二つが人間の心身のメカニズムを考えると、このあたりに苦しい日常を生き抜く方向性があるように思います

人間は誰もが胸のなかに、宝石となる石を持っている。一生懸命磨いて、美しく光り輝く玉になる

その耆欲、深き者は、その天機、浅し

君子の交わりは淡きこと水のごとし、小人の交わりは甘きこと醴のごとし

悩みから救われるにはどうしたらいいでしょうという質問をよく受けます。救われる、救われないは、自分の心の問題です。とらわれない心になれば救われます

ぬれないように肩をギュッと抱いて傘を差し出されたときは、びっくりしました。（ブータン）国王夫妻はとても優しくて、日本が大好きなことがよくわかりました

人間の心は放っておくと、九割は否定的方向に傾いてしまいます。だから常に肯定的思考を身につけなければなりません

明日ありと思う心の徒桜、夜半の嵐の吹かぬものかは