名言
若し図にはづれて生きたらば、
腰抜けなりとて、
世の物笑ひの種となるなり。
此のさかひ、
まことに危し。
図にはづれて死にたらば、
犬死気違ひとよばるれども、
腰抜けにくらぶれば、
恥辱にはならず。
是れが武道に於いてまづ丈夫なり
山本常朝
山本常朝
山本 常朝(やまもと つねとも、万治2年6月11日(1659年7月30日) - 享保4年10月10日(1719年11月21日)は、江戸時代の武士、佐賀藩士。『葉隠』の口述者。「じょうちょう」とは42歳での出家以後の訓で、それ以前は「つねとも」と訓じた。通称神右衛門、俳号は古丸。