敗戦直後の一瞬は、金持も貧乏人も差がなくて、全員が衣食住にこと欠く有様だった。また、遵法者も非遵法者も、つまり堅気もやくざもほとんど差がなく、ごちゃまぜに暮らしていた。ほんの一瞬だが、その一瞬のところで自分の人生設計を定めていかねばならなかったのが、花形であり、私どもだった

私にとって困難な事は、私にとって幸運な事である

映画にせよ、人生にせよ、見え透いた未来に辿りつきたくないんだ

愛情には一つの法則しかない。それは愛する人を幸福にすることだ

好きな人の前だと私乙女になってしまうんで、正常位しかできなくなってしまう

ビジネス社会に居る以上、誰もが成功したがっている。他人の利益を軽視する利己主義が過ぎる人たちは必ずどこかで行き詰るだろう

マーケティングといっても難しいことはない。誰にどのように買ってもらうかだけわかっていればいい

僕は自分で若い時に描いたものと比べても遜色はないと、今の年齢でも思ってるわけ

人に好かれるには、同情しさえすればいい。でも僕は滅多に同情しないし、同情しても隠すことにしている

「逃げ」は勝負の質を損ねる

大企業には何度も騙される。ちょっと上手くいけば、嫉妬した仲間から足を引っ張られる。プレスを始めたときも、それまでは金型屋がプレスに手を出すのは御法度だったから、「生意気だ」と仕事を干されそうになった。ところが苦境に立っても、俺はサラリーマンじゃないから、どうしたらいいか教えてくれる先輩もいない。そこであれこれ工夫して乗り切ってきた。その経験があるから、何とかなるという気持ちになれるんだ。ところが、失敗しないように生きてきた優等生は、そういう経験がないだろ。だから風邪ひいたぐらいですぐ倒れちゃう。こっちはバイキンだらけの中を生きてきてるんだ、免疫力がパンパじゃない

恋愛とは、売春の趣味に他ならない。しかも、いかに高尚な快楽でも売春に還元できないものだ