今、子どもたちの主体性を重んじる教育ということがよくいわれていますが、現実には、「したい性」が伸び放題になってはいないでしょうか。子どもたちが真に自由になるためには、したいことを我慢し、または自分に「待った」をかけて、しなければならないことを先にする“もう一人の自分を育ててゆくことが大切なのです

人間は俗生活をしておればおるほど、その中に俗に動ぜざるもの、俗に汚れざるものがなければならない。それで初めて俗を楽しむこともできる

21世紀に重要視される唯一のスキルは、新しいものを学ぶスキルである。それ以外はすべて時間と共にすたれてゆく

懐疑は思想の過食よりくる脳髄の不消化症なり

自分自身に対する誠実さと他人に対する優しさ、すべてはこの二つに包括される

あなたの心配事をバラバラにほぐしてごらんなさい。いかに実体のないものであるかが理解できるはずです。心配事とは、あなたの心の中に映った不合理な影にすぎません

震動している人の傍に行ってシンクロすることで宗教性を成熟させてください

いまから町へ出ていって、通りがかりの者でも、地下鉄の乗客でも誰でもよい。手当たり次第に千人殺してきなさい

而今（にこん）の山水は、古仏の道現成（どうげんじょう）なり

咲くも無心　散るも無心　花は嘆かず　今を生きる

成功への道は自らの手で未来をつくることによってのみ開ける

煩悩の中でも特に「怒り」「愚痴」「貪欲」の三毒は、臨終まで燃えさかり消火できません。むしろ、人が抱えている煩悩を阿弥陀さまは見抜いておられ、大悲（だいひ＝大きな慈悲）のお心で私たちを包み、お浄土に生まれさせてくださいます。死後のことは心配しなくてもいいのです