最初から、これは向いてるなんてこと、なかなかないんですよね。やってるうちに、だんだんとね、「うまくできる」ことにおもしろさを感じてきて、もっと「うまくできる」んじゃないかと、苦労とか努力を、苦労や努力と思わなくなって、知らず知らずのうちに他人よりよく練習してたりして、「うまくできる」の質が高くなっていく。そんな感じで、技術だとか、構想だとか、方法だとか、表現だとかが磨かれていくのだと思うのです

お互いの違いを、うーんと珍しがっていいんですよ。相手を珍しいと思う場合、相手にもこっちが珍しい

長続きする人間関係の極意は「腹六分」　なれ合いになっていくとお互いにぶつかることのほうが多くなりやすいのです

機会を利用できない者にとって、「機会」とは、時の波が虚無の海へ流し去る、決して孵化しない卵である

毎日連続で夢を見ているときは、“面白い夢を見ることを自分に課すわけですから、想像を絶するモチーフが出てくる

われわれに歴史は無い。我々の歴史は、今ここからはじまる

信頼はよいものだ、しかし統制はもっとよい

言い訳が得意な者が、他の事が得意であることは滅多にない

親はもとより大切である。しかし自分の道を見出すということは、なお大切だ。人は各自自分の道を見出すべきだ

言うな、そんな悲しい調子で、人生ははかない夢にすぎないなどと

やっと龍口先生がおっしゃった言葉の意味がわかったの。なるほど、翻訳がダメということではなくて書く方が向いている、先生はそうおっしゃっていたのか・・

放蕩者──快楽を追求するのも結構だが、あまり熱心に求めたので、不幸にもそれに追いついた人間。