自分の主義主張を登場人物に託して書く人もいますが、僕は違います

別れの苦痛のなかで、ようやく私たちは愛の深さを見つめる

どれほど困難が控えていようとも、表面的に得になりそうなら民衆を説得するのは難しくない。反対に有益な政策でも、表面的に損・・

ある日のこと　室(へや)の障子(しやうじ)をはりかへぬ　その日はそれにて心なごみき

行き詰まっているとお前が思い込んでいただけだよ。人ってのはみんなそうだな。例えば、砂漠に白線を引いて、一歩も踏み外さないように怯えて歩いているだけなんだ。周りは砂漠だぜ、縦横無尽に歩けるのに、ラインを踏み外したら死んでしまうと勝手に思い込んでいる

労働は恥ではない。働かないことこそ恥だ。

若き時代に数千の帆柱を押し立てて船出したその港へ、老いさらばえて救いのボートに助けられ、人知れず帰ってくる

金を払って他人にやらせられることを、自分自身ですべてやってしまうほど、人生は長くはない

「やりっぱなしにせず、一回一回、けじめをつける」ことも大切です

書評家の方や本読みのプロが書いた解説や書評って、本好きの人間からすれば、発見があったり、本を読むきっかけになったりします。けど、本の好きな人だけに向けて書かれている節があったりしますよね。そういうのになじみがない人が触れると、本はものすごいややこしいことが書いてある別の世界のもんやな、と苦手意識を持ってしまうと思う。読書は選ばれた人間しか味わえへんみたいな部分は、違うと思うんですよね

天才とは僅かに我々と一歩を隔てたもののことである

傷ついたり、とことん挫折した時って、人間、結構強い。人間すべて失(な)くした時が一番強い。すべてを失ったら、もう前に進・・