日本のマウンドと違って、メジャーのマウンドで投げると足腰が張るんですよ。やっぱり土が硬いから、踏み込むと全部下半身に返ってくる。さらにスパイクが土に引っかかるので、どうしてもスタンスが狭くなる

大谷のフォークボールには手を出してはいけない。時々投げるスライダーとカーブもあきらめて速球だけを狙わなければいけない

とにかく野球が好きで、好きで、突きつめていっただけ

僕が一番に心掛けたのは「慣れること」です。慣れないことには、本来の力が発揮できませんから。「郷に入れば郷に従え」です

「卑怯なことはするな。正々堂々とやれ」というのが（父の）口癖でした

努力していてもケガをする選手はするんですよ

学校から帰るとランドセルを放り投げて、近所の空き地で、日が暮れるまで野球をしていました

（イチローについて）もともと身体が強いんですよ。それは一流選手になるための欠かせない条件

心の中では、あれだけ応援をしてくれた横浜のファンの前で自分の現役最後を送れればと思ってました

故障後のケアに関してはアメリカの方が全然進んでいます。試合中にケガをしても、球場内にチームドクターはいるし、レントゲンも撮れるし、リハビリ用のプールまでありますからね

もう横浜に戻ってもつける番号はない。そうとなればメジャーに骨を埋めるしかないと思いました

アメリカはトレーナーの権限が強いので、トレーナーがダメだと言ったらもう試合には出られない