コンビニの「常識」にとらわれない様々な試みを地域発でやってもらう。そのための方法はただひとつ。現場に大胆に権限を委譲することです。そこで支社制度を導入しました。それまであった２０の運営部を解体し、全国に７つの支社を配置しました。運営部は決定権を持たず、本部の指示通りに動く区割りに過ぎませんでしたが、新たに任命した支社長には一定の金額・人事についての決裁を委ねました。また、出店の意思決定や商品戦略など、本社がすべてコントロールしていた機能の大半を支社に移譲しました。本来は本社が独占していた商品開発の機能すら、その機能の一部を地域の支社に移してしまいました

科学はもちろん、非常に鋭い、知性のもとで、研究を進めるわけですが、やはり、直感と、霊感をたよりに暗中模索、悪戦苦闘、試行錯誤を繰り返す、たまにやってくる幸運、チャンスがある

幸福とは客観的な条件ではありません。お金や権力、学歴や才能。そういったものと幸福とは、本来は別のものです

期待できないことに希望をつなぐな。

最近の若者の中にはお金を稼ぐということに貪欲になれるタフな人間がいなくなってしまった。お金を稼ぐということが汚く見えてしまってみんなボランティアやNPOに走ってしまう。別に、ボランティアが悪いと言っているわけではありません。もちろんいいことだと思っています。しかし、自分でお金を稼いでそのお金を清く使うことが一番の社会貢献ではないでしょうか。だから、若い人にはもっと物事の本質を見据えてタフに生きてほしい

有効、有意義な借金、必ず返せる借金、分相応な借金はけっして一概に排すべきでもない

化学は予期しないことが起きる。そこで独創性が問われると思います

私はお金に対しては非常に淡泊であることを基本姿勢にしてきました。これまで一度たりとも自分の報酬、金銭的待遇を巡って自分の側から交渉したり、人と争ったことはありません

情緒の中心の調和が損なわれると人の心は腐敗する。社会も文化もあっという間にとめどもなく悪くなってしまう

生まれたばかりの赤ん坊が何の役に立つというのですか？（ある婦人に『そんな役に立たないつまらないことをして何になるのか？』と問われて）

借りた金は返すもの、取引先への支払いはきちんとするもの、社員の給料は毎月払うものと考えたら、経営とはそんな生やさしいものではないことが分かります

M理論が宇宙の究極的な理論だと考えていますが、まだ断片的な理解をしているに過ぎません。ジグソーパズルで言えば、端は埋めてしまったものの、まだ真ん中にぽっかりと穴が開いているといった状態です。もちろん、全体像を誤って捉えてしまっていることに気付く可能性もあります。予期せぬことも起こりますからね