ケガを怖いと考え始めたらケガしてしまう

ぼく1人が戦術を変えたくらいでチームは変わりません。全員で勝ち取った日本一だと思います

私が彼をリーダーにしようと思ったのは実は３年生の秋にオーストラリアにワールドカップを見に行った時でした。諸岡もオーストラリア行きのメンバーに入っていたのですが、行く前に「清宮さん、首の怪我を完治させて、ウエイトトレーニングをやりたいのでオーストラリアには行かなくていいですか。」と言ってきたのです。レギュラーになるか、ならないかぐらいの時でした。他の選手の感覚ですとオーストラリアに行ってワールドカップを見て、向こうで試合をしたいと思うのが普通ですが、彼はトレーニングのために日本に残ることを希望したのです。この時に、諸岡は自分の意志を持っており流されない強さがあるなと感じました

相手によって、まったく違う攻め方ができる。最初の20分と後半の序盤20分を変えることもできる。ジャパンは、相手が読みにくいアタックをします

「自分は何をしてやれるのか」を考えるのが指導者なのです

もっと貪欲に、もっと積極的に

一夜にしてチームは築けない

コーチにとって大切なのは、選手はなぜそういう決断をしたのかを考えること

選手は準備をするしかない

とにかく相手の話をよく聞くことが重要です。目の前の人が自分の話を真剣に聞いてくれていると思ったら、安心して本音が話しやすくなる

自分の成長がメダルにつながると考えているし、（周囲にも）そう言われる

自分にしか伝えられないことをストレートな言葉で正直に話すことが大切