名言大学

経験の浅いコーチは選手の悪いところをすべて直そうとしますが、
これでは効率も悪く、
なかなか結果も出ません。
それよりも、
フォーカスを絞ってそこだけをチェックしていった方が、
上達は早いのです

サントリーでは試合の前に、
各選手に3つの課題を与え、
試合後はそこだけをレビューするようにしています。
そして、
その課題が克服できたら、
次の3つの課題を与える。......

何も考えず黙々と努力するより、
こうすれば上手くいくというストーリーを自分の中につくりあげることの方が、
よっぽど意味があると思います

僕は、
何でも要領よくやりたいタイプで「勝利への最短ルート」をあれこれ考えるのも好きなんです

去年までできていなかったことが、
できるようになった。
今日も、
タックルして、
起き上がって、
ファイトして・・・・。......

どんなに勉強してもどうしても英語が上達しない人は、
もう英語は勉強しないと決め、
代わりに電子辞書を誰よりもスピーディに使いこなせるようにする。
というような努力の矛先を変えることが大切です。
自分は何ができるか見極めると同時に、
何ができないのかを見極めることも大事だと思います

褒めすぎ?

重要なのは、
あらゆることができるようになろうと全方位的に努力することではありません。
目標を達成するためにクリアしなければならない課題は何かを、
きちんと見極めることです

選手たちがからだを張り続けて、
結果、
ノートライに抑えました。
ベストゲームでした。
今シーズン一番の試合だったんじゃないかなと思います

決勝戦だというのに、
何ともまあ、
アグレッシブに戦ってくれました。
強気、
強気で、
前半(15-3)をああいうスコアで折り返したことが一番の勝因だったと思います。......

僕はずっと、
どこで相手に勝つんだと選手に言ってきました。
そのひとつがスクラムでした。
勝ちにこだわるならキックでもよかったけど、
自分たちらしさを出すという部分で意味があった選択でした

ルーキーも試合に出しています。
外から見てどこか足りないと思っても僕は気にしません。
逆にひとつでも持ち味があれば、
チャンスはある。
僕は自分の持ち味を出してチャレンジする空気を大切にしたいんです。
だから、......

夕方から練習があるし、
僕には時間がない。
無駄なことはしません。
だいたい僕、
努力が嫌いなんです(笑)。
練習にしても、......

努力は大嫌いです。
いつも、
「どうすればもっとラクができるか」ばかり考えています。
ラグビーの練習も同じです。
僕の頭には、
「できるだけ少ない努力=練習量で強くなるためにはどうすればいいか」ということが常にあります

小売店でビールの販売促進をするというと、
販売員さんに店頭で売ってもらうというのが当時の一般的なやり方でした。
ただ、
販売員さんを派遣するには、
費用が2日で約5万円かかります。
たいていの営業マンは、......

早稲田大学の学生だったころ、
4年生でキャプテンに選ばれるとすぐ、
それまで40分だったフィットネスのトレーニングを20分に短縮しました。
40分もやるのがずっと嫌でたまらなかったからです。
短縮したといっても、
それまで40分でやっていた内容を、......

早稲田の監督になったとき、
それまで夜の10時過ぎまで毎日練習していたのを2時間に短縮しました。
当時の早稲田は、
勝つための練習ではなく、
「早稲田のラグビー」という曖昧模糊としたものを身につけるための練習、
すなわち目的が不明瞭な練習を必死にやっていました。......

仮にゴール到達まで1時間かかる道があって、
みんながその道を利用しているとしましょう。
そういうとき、
僕は「10分でゴールに到達できる道はないか」と探すタイプです。
それで、
「途中に大きな障害があるが10分でいける」という道が見つかれば、......

サントリー時代、
担当している店では、
自社のビールの売上をその店のNo.1にするのが、
僕が「営業マン清宮」に課した目標でした。
でも、
僕にはラグビーの練習があるので、......

先人のやり方をすべて間違いだと頭から否定するのは逆に危険です。
多くの人が長年そうしてきているということは、
何か理由があるからかもしれません。
ですから、
「なぜそれを続けるのか」をまずよく考える必要があります。
その結果、......

必然の勝利。
間違いないです

ラグビーならパスやタックルという基礎ができていないと、
ゲームで常に一定のパフォーマンスが発揮できません。
この基礎を固めるには、
ルーティンワークは不可欠です。
また、
ルーディンワークには、......

ぼく1人が戦術を変えたくらいでチームは変わりません。
全員で勝ち取った日本一だと思います

どんなに努力しても、
必要最低限のレベルに達しないこともあります。
その場合は、
たとえそれが土台や基礎にあたることであったとしても、
思い切ってその能力に見切りをつけることも必要です。
その代わり、......

僕たちが日本一になることで、
よりラグビーというものが世の中に認められる、
人々の目につく。
そういう自負はあるんです。
選手の顔ぶれを見ても、
チームのカラーを考えても、......

悔しさがフツフツと湧きあがるまで落ち込みます

日本でラグビーのW杯をやるのだから、
スターティングメンバーに外国人が過半数以上いるチームでは意味がない。
日本人が外国人の下働きをしているようなもの。
勝ち負けではなく、
(日本のチームなのだから日本人で闘うという)チャレンジをするのが次の日本代表監督の責任だと思う

僕が野球をやっていたら相当な選手になっていたと思いますよ。
KK世代ですから

グラウンドがなくなる最後の年くらい、
グラウンドの上でジャージーを配って、
『荒ぶる』を歌ってもいいんじゃないかと思ったんですよ。
試合に勝つための何か特別なパワーを学生たちに授けたいと思ってそうした。
全部員ひとりひとりに声を掛けて、
お守りを渡して。......

あれェ、
(祝福の)拍手がないんですけど?
僕たち、
凄いことやったはずなんですけどね?

東伏見のグラウンドが懐かしいなぁと。
これはよく言っているけど、
東伏見のあのコントラスト。
決勝の頃になると、
枯れた木々があって、
まったく無色のグラウンド、......

(「あいつら大したことない」発言について)大阪出身の自分にとってはライバルである明治に対しての親しみを込めた表現だった

システム的にはレベルの高い試合を数多くして・・と思うんだけど、
日本人はリーグ戦があまり好きではないですからね。
ノックダウン方式に心を惹かれる。
負けたら終わりの、
あの感じを見にくる。
そもそもレベルの高い試合をしてもファンが戻るかは分かりませんけど・・。......

(主将を務めた4年時の早明戦のNHKインタビュー時に)あいつら大したことない

明らかに大学ラグビーの節目が、
この90周年のときにきたと感じています。
明らかに盛り返すと思われた5年間だったけれど、
長い目で見たら完全に右肩下がりの業界。
2000年に入ってからワセダが復活したことで、
新たなファンも増えたけれど、......

明治のフォワードに破壊力はない、
勝てますよ

(早稲田が)他の大学とは何が一番違うのかというと、
勝利への飽くなき執念でしょうね。
今の体制を見ていても、
これほど監督、
コーチ、
スタッフが、......

(エディージョーンズヘッドコーチの辞任について)このタイミングでの発表は不思議。
W杯直前にやるようなネタではない。
目前にW杯がある中で、
次の仕事のことを考えるなんてひどい。
ばかにしている

(監督を務めた5年間とは)大きな歴史の節目になった5年間ですよね。
グラウンドが東伏見から上井草に移転したり、
アディダスジャパンとパートナーシップ契約を結んだり。
部の戦績という面でも、
節目と言えると思います。
勝つためのシステムが構築された5年間

『なぜ』がすべての出発点なのだ

(主将として、
また監督として歌った『荒ぶる』とは)仲間たちと勝ち取ったものであり、
ワセダでラグビーをしたという証。
『荒ぶる』があるからみんなが集う。
『荒ぶる』があるから踏ん張れる。
そういうものです

いい選手とは、
機転が利く、
気の利く選手。
気の利く選手はトラブルやアクシデント、
予想外の行動と遭遇しても、
きちんと仕事をしてくれる。......

(ワセダラグビーの真髄とは)ここまで関わった人たちの情熱、
魂、
絆、
ではないでしょうか

本気で勝負をしなかった人間は、
真の意味での仲間、
一生大事にしていける友人を作ることはできない

先人たちが受け継いできてくれた素晴らしきワセダラグビーを、
現役時代、
OBとして、
そして監督として、
存分に味わらせて頂きました。
これから10年、......

ああなったらどうしようという、
予防線は張らない

押されたことを怒るのではなく、
押された原因を作っているプレーヤーが必ずいる。
それを怒る

思うことはどんどん口に出す。
謙虚に生きたって、
人生面白くない

結果が出ていない相手に対してはスタイルの追及以外にも、
勝つための戦略が必要

15年W杯で失敗したら今のやり方がダメということ。
違う方向にかじをきらないとダメでしょうね。
ダメな結果が出れば、
(次期代表監督に)候補の1人として名乗り出る

清宮 克幸(きよみや かつゆき、1967年7月17日 - )は、大阪府大阪市福島区出身の元ラグビー選手、日本ラグビーフットボール協会副会長。現役時代のポジションはナンバーエイト、フランカー。長男はプロ野球選手・清宮幸太郎。