何を守ればいいんだと。ぼくはね、結局文化だと思うんだ

家庭、団欒、そういうものを相手にしていては、男子はほろびる

仕事なくなったら死ぬんじゃないかと思う

間違いを犯してばかりの人生は、何もしなかった人生よりも、あっぱれであるだけでなく、役に立つ

人生はむつかしく解釈するから分からなくなる。

いい結果が出たら、良かったで終わっちゃいけない。悪い結果が出たら、なんでだろうって悩むくらいだから、いい結果のときも「なんでだろう」が必要だ

何故(なぜ)に宗教が必要であるか──かかる問いを発するのは、自己の生涯の真面目ならざるを示すものである。

君主は人を二種類に分けて考え、それに応じた接し方をすべきである。それは手放すことが出来ない人物か、そうでない人物かであ・・

是れ泰西の国々にては、大人（たいじん）、学士といはるる人々、皆争つて稗史（はいし）を繙き、快楽（けらく）を求むる所以なりかし。わが国俗（くにうど）はいにしへより、小説をもて玩具（もてあそび）と見做しつ。作者もまた之れに甘んじ、敢て小説を改良して大人、学士を楽ましむる美術となさむと思ひし者なし

「昨日の自分に興味がない」というのは天才の条件の一つ

「強み」とは何か。知恵に流されぬことである。分別に溺れないことである

人口が減ること自体を悲観する必要はない。大事なのは、生産性を高める方向に変化できるかどうか