あなたは、何故そのようにまだあれこれ言うことがあるのか？　余計な言葉はどこへ行っても耳障りだというのに。

禍は足るを知らざるより大なるはなし

何の苦労もなしに手に入った法などというものは、鸛（こうのとり）が持ってきた赤ん坊のようなものだ。

孤独な暮らしの目的は、ただ一つしかない。もっとゆったりと、もっと気ままに暮らすことである。

吾十有五にして学に志し、三十にして立つ。四十にして惑わず、五十にして天命を知り、六十にして耳順（したが）う。七十にして・・

社会に監視される人は、いつも自分の本性に従わないようにしているので、やがて従うべき本性をもたなくなる。人間としての能力は萎縮し、衰えていく。強い望みや自然な喜びはもてなくなり、たいていは自分のものだといえる意見や感情をもたなくなる。これが人間性の望ましい状態だろうか

痛い目に遭わないと人は変わらない。痛い目に遭っても変わらない時が多い。ほかに選択肢がなくなって仕方なく変わる。

人生のおいて最も絶えがたいことは、悪天候が続くことではなく、雲一つ無い晴天が続くことである

世界がどうあるか、が不思議なのではない。世界がある、ということが不思議なのだ

人のために生きる時、人生はより困難になる。しかし、より豊かで幸せにもなれる

人間が集団で生きていくにあたって最も肝心な事は、一人ひとりの人間の柔軟な感性と個性に対応できるようなシステムが保証されていることである

青年たちは判断するよりも発明すること、評議するよりも実行すること、決まった仕事より新しい企てに適している