名言大学

#明治維新

現在の日本は地平線から出たばかりの太陽である。
暁の雲から出たばかりの太陽は光が弱く、
色も薄い。
だが、
その太陽はやがて中天までくると、
全天に輝きわたる。......

わしゃーもーだめだ、
頭をやられとる、
お前はだいじょうぶか?
(だめだ声がでん)

四、
五十人も人数が集まれば一人ぐらいは異論家はいる。
いるのが当然でもある。
その一人ぐらいの異論を同化できぬ己を恥じろ

人の諸々の愚の第一は他人に完全を求めるというところだ

慎重もええが思いきったところがなきゃいかん。
慎重は下僚の美徳じゃ。
大胆は大将の美徳じゃ。
将か士かは人のうまれつきで決まるものだがお前は大将修行をやれ

一生に一度ぐらい手品もいいだろうが、
物事にゃ実がなくちゃ人はついてこない

人間に本来、
上下はない。
浮世の位階というのは泰平の世の飾りものである。
天下が乱れてくれば、
ぺこぺこ剥げるものだ。
をなさんとすれば智と勇と仁を蓄えねばならぬ

地球を動かしているのは、
思想ではなく経済だ

此頃ハ天下無二の軍学者勝麟太郎という大先生に門人となり、
ことの外かわいがられ候て、
先きゃくぶんのようなものになり・・・すこしエヘンにかおしてひそかにおり申候。
達人の見るまなこはおそろしきものとや、
つれづれにもこれあり。
猶エヘンエヘン、......

自分の防衛に汲々としているようなことでは大事が成せるか

当時二ても土佐国ハ幕の約にハ立不甲(たちもうさず)位の所ハ相はこび申し候。
今年七八月にも相成候へバ、
ことにより昔の長薩土と相成可甲(あいなりもうすべし)と相楽ミ居甲候

先人の真似ごとはくだらぬ

男子の志は、
簡明直裁であるべきだ

憲法を考える上で、
総理大臣も秘書官もない

ご相談被遣(つかわされ)候建白之儀、
万一行ハレザレバ固(もと)より必死の御覚悟故、
ご浄化白無之(これなき)時は、
海援隊一手を以て大樹参内の道路ニ待受

暗ければ、
民はついて来ぬ

世の人は我を何とも言わば言え 我が成す事は我のみぞ知る

俺は落胆するよりも、
次の策を考えるほうの人間だ

男子は生あるかぎり、
理想をもち、
理想に一歩でも近づくべく坂をのぼるべきである

人間はなんのために生きちょるか知っちょるか?
事をなすためじゃ。
ただし、
事をなすにあたっては人の真似をしちゃいかん

志さえ持てば、
前身がなんであろうとかまわぬことだ

私ももしも死ななんだりや、
四五年のうちにハかへるかも、
梅雨の命ハはかられず

今日の学問は全て皆、
実学である。
昔の学問は十中八九までは虚学である

業なかばで倒れてもよい。
そのときは、
目標の方角にむかい、
その姿勢で倒れよ

とんとんと登る梯子(はしご)の真中程で 国を去って薩摩同志 楼に上がる貧乏の春 辛抱しゃんせと目に涙

英雄とは自分だけの道を歩く奴のことだ

万事、
見にゃわからん

そのことは我が胸に成算がある。
やろうと思えば世に出来ぬことはない

夢中で日を過ごしておれば、
いつかはわかる時が来る

逃げ路があるかないかということは天が考えることだ。
おれたちは、
とにかく逃げることだけに専念すればいい

俺は着実に物事を一つずつ築きあげてゆく。
現実に合わぬことはやらぬ

大いに屈する人を恐れよ、
いかに剛にみゆるとも、
言動に余裕と味のない人は大事をなすにたらぬ

いやしくも天下に一事一物を成し遂げようとすれば、
命懸けのことは始終ある。
依頼心を起こしてはならぬ。
自力でやれ

以上八策は、
方今天下の形勢を察し、
之を宇内(うだい)万国に徴するに、
之を捨てて他に済時の急務あるべし。
苟(いやしく)も此数策を断行せば、
皇運を挽回し、......

人よりも一尺高くから物事を見れば道は常に幾通りもある

一旦志を抱けば、
この志にむかって事が進捗するような手段のみをとり、
いやしくも弱気を発してはいけない。
たとえその目的が成就できなくても、
その目的への道中で死ぬべきだ『竜馬がゆく』、
坂本龍馬のセリフ(作:司馬遼太郎)

われわれに歴史は無い。
我々の歴史は、
今ここからはじまる

道は長い。
けいこつに果てるな。
事にやぶれれば腹なんぞ切らずに命のつづくかぎり駆けて戻って来い

人として生まれたからには太平洋のようにでっかい夢を持つべきだ

古来、
英雄豪傑とは、
老獪と純情の使いわけのうまい男をいうのだ

金よりも大事なものに評判というものがある。
世間で大仕事をなすのにこれほど大事なものはない。
金なんぞは評判のあるところに自然と集まってくるさ

人間というものは、
いかなる場合でも好きな道、
得手の道を捨ててはならんものじゃ

世の中の人は何とも言わば言え、
我がなすことは我のみぞ知る

人の世に道は一つということはない。
道は百も千も万もある

男は喧嘩をするときには断乎喧嘩をするという大勇猛心をもっておらねば、
いかに各論卓説を口にしていても、
ひとは小才子としか見てくれぬぞ

誰が撃ったのか。
森(秘書官)も撃たれたのか

人間、
不人気では何も出来ませんな。
いかに正義を行なおうと、
ことごとく悪意にとられ、
ついには自ら事を捨てざるをえなくなります

日本を今一度せんたくいたし申候

何でも思い切ってやってみることですよ。
どっちに転んだって人間、
野辺の石ころ同様、
骨となって一生を終えるのだから

人の世に失敗ちゅうことは、
ありゃせんぞ

今は力を培養するときだ。
その時機を辛抱できぬのは男ではない

見まわしたところ、
それぞれ優れた面魂の男ばかりだ。
一片の侠気義心のために死をも辞せぬのが諸君であろう。
しかし、
それは所詮はおのれ範囲を出ぬ。
心を変えろ、......

たとえここで学問をして業が成っても、
自分の生国が亡びては何の為になるか

私の言うことが間違っていたら、
それは間違いだと徹底的に追及せよ。
君らの言うことがわからなければ、
私も君らを徹底的に攻撃する。
互いに攻撃し議論するのは、
憲法を完全なものにするためである。......

わずかに他人より優れているというだけの知恵や知識が、
この時勢に何になるか。
そういう頼りにならぬものにうぬぼれるだけで、
それだけで歴然たる敗北者だ

男はどんなくだらぬ事ででも死ねるぞという自信があってこそ、
大事を成し遂げられるものだ

偏見を持つな。
相手が幕臣であろうと乞食であろうと教えを受けるべき人間なら俺は受けるわい

人の運命は、
九割は自分の不明による罪だ

一つの概念をしゃべるとき、
その内容か表現に独創性がなければ男子は沈黙しているべきだ

世の既成概念を破るというのが真の仕事である