名言大学

やめたいとは思ったけど、
やめるとは思わなかった。
やめたいという気持ちとやめるという気持ちは違うものです

打線に助けられた試合もあれば、
僕が打たれて負けた試合もある。
持ちつ持たれつですから

プロスポーツ選手であれば、
野球に限らずサッカーでも、
なんでもそうだと思うのですが、
誰もがファンの声援を浴びたくてプレーをしているのだと思います

僕は20代より30代、
30代より40代の方がしっかりと練習するようになりました。
じゃないと、
体力だけではなく、
考え方も落ちてしまう

昔と同じでいるよりも、
新しいことを追求していく方がいいと思います

だから、
今年は、
新しい変化球に取り組むつもりです

何かプラスアルファを考えていかないと、
そこを超えられないし、
何も変わらないじゃないですか

去年は、
たったの5勝しかできてないんですよ

キャッチボールとかウエイトとか、
地味な練習を続けることは得意なんだよ

僕はね、
無理な努力はしないの

もともとは学校の先生になりたかった。
プロに指名されて入団したが、
3、
4年やってクビになったら、
もう一度大学で勉強するつもりだった。
200勝なんてとても頭になかった

トレーニングをすることは全く苦にならないから

周りからは大変と思われるかもしれないが、
勝つためにやることは苦労じゃないです

正直、
『50歳までの2年間がどれだけ大変か・・・・』と感じることもあるけど、
『いつまでも投げていたい』って夢があってもいいじゃない!

苦しい場面もあったが、
すべてを含めて野球は苦しいのは当然。
だから勝った時の喜びは格別。
それを味わいたくて

継続する力ってすごく大事だと思うんだ

好きで始めた野球、
自分で決めた野球人生

これだけ長く野球をやらせてもらえているんだから、
今まで続けてきたことを無にするってもったいないじゃない

ただ僕としては、
この歳(46才)になっても、
まだ成長する、
まだ伸びる余地があると感じているんです

年をとれば体のメカニズムも変わるんだから、
今までのスタイルにこだわらずにどんどん変えなきゃ

選手なら現役を続けたいというのは当然の思いです

今はフォームを変えたりすることに何の抵抗もない

なによりも、
僕はチームが勝ってくれればそれでいいんです

やめたいというのは甘えであって、
いざとなると、
やめたいとは言えない自分がいたんです

悪いときに諦めないことが大切。
僕も「このままじゃ終われない」と思ってやってきました。
僕、
しつこいんですよ

厳しい世界ということはわかっていました。
だから入団当初はとにかく一生懸命に頑張ることだけでした

これくらいでいいやと自分に妥協すると、
そこで止まってしまう

個人の記録も嬉しいですが、
それよりもチームに貢献できたことのほうが嬉しい

「このままでは終われない」、
そう決心すると、
腹の底からやる気が湧き上がってきた

僕にとってやって当然のことは頑張ることには入りません。
たとえば、
日々の練習は毎日やって当然のこと。
そこからどう頑張るかが重要なんです

そして、
あと○日しかユニホームを着られないのかと思うとさらに闘志が湧いてくるのです

僕もたぶん、
辞めるときには悔いを残して辞めると思うんです。
ただし、
後悔はしたくない。
ああすれば良かったとか、
こうしておけば良かったという後悔。......

ここ数年は、
6、
7月になるとあえて「もう今年で引退か」と自分に言い聞かせます

僕が励みにしてきたことのひとつに、
野茂(英雄)くんの引退の時の言葉があるんです。
『悔いはあります』という言葉。
彼ほど野球を続けるために多くのチーム、
国を渡った男もいないでしょう。
そんな彼でさえ、......

こうやって自分を奮い立たせることが、
今もこうしてプレーしていることにつながっています

僕の中で後悔と悔いは違うものなんですよ。
何年やっても、
悔いは残ると思う。
やり残したもの、
という意味に近いかも知れませんね

昨年、
二軍での調整が続いていて「もう引退か」と思っていた矢先、
8月終わりに一軍に呼ばれ、
ダメならもう引退という覚悟でマウンドに上がりました。
そして勝利投手になったことで、
「これはもう1年やれるんじゃないか」という欲が湧いてきた

長い間同じことを続けていると自分のやり方ができてくるものですが、
頭を固くせず、
柔軟に対応することが大切だと思います

後輩を見て「いいな」と思ったことは取り入れたりしています

どんな状況であっても自分を高め、
いつでも何が起きても対応できるようになりたい、
そうあり続けたいと思っています

歴史書、
とくに中国古典が好きでよく読むのですが、
その中で出てきた「己を高める」という言葉が好きです

俺は野球の神様の信者なんだ。
ダッシュでもたまには1本くらいサボりたくなるけど、
そういうことは絶対に神様が見ていると思うんだ。
野球に対して嘘をついたら、
絶対に神様は見抜くよ

マイナスな状況の中でも頑張り続ければ何かが変わっていきます。
ずっとトンネルばかりではないのです

要するに、
ガキのまま大人になった。
そのガキが、
意外と強かったってことですよ、
ははは

ガキだから、
かな?
よく、
小学校の先生とかが生徒に『真面目に生活していれば、
いつか必ずいいことがある』みたいに教えるじゃない。
僕なんかも、......

岩田鉄五郎(マンガ「野球狂の詩」の登場人物)って80歳まで投げていたよね。
僕はどんなに年をとっても、
彼みたいに『ニョホホ〜』なんて言いながら投げないけど、
マンガの世界だとしても80まで投げられるのは夢があっていいよね

人によって最善の方法は違うので押しつけはしませんが、
相談や質問されたときにアドバイスができるように準備しておこう、
と自然と思うようになったんです

50歳まで投げるかどうか、
その辺は分かりません

昔は後輩であってもライバルという意識が強くありました。
最近は、
何かあったときに答えられるように、
後輩のプレーをきちんと見たり、
勉強をしています。
コーチには言えないけれど、......

ダメかも、
と思うことはあっても諦めることはなかった