人物
解決策がわからないのではない。
問題がわかっていないのだ
人は、
あるいは宇宙を知っているかもしれない。
でも、
自分自身のことはわからない
それは失われるかもしれないのだ、
と考えてみれば、
どんなものでも愛することができる
徹底的に現世的な人々には、
現世そのものを理解することさえできぬものだ
一夫多妻制は性的感覚の欠如である
世の中は君の理解する以上に光栄にみちている
孤立した傲慢な思考は白痴に終わる
この地上には興味ないことなんて何も存在しないのだ。
存在するのはただ、
興味のない人だけだ
良い小説は主人公についての真実を語るが、
悪い小説は作者についての真実を語る
人々はローマが偉大であるから、
ローマを愛したのではない。
ローマは人々がローマを愛したから、
偉大となったのだ
壁がつくられた訳を知るまで、
壊してしまうべきではない
悪は病のように気づかれぬうちにやってくる。
善は医者のように急いでやって来る
思想を破壊する思想がある。
もし破壊されねばならぬ思想があるとすれば、
まずこの思想こそ破壊されねばならぬ思想だ
狂人とは理性を失った人のことではない。
狂人とは理性以外のあらゆる物を失った人である
愛とは、
愛しにくいものを愛すること。
そうでなければ、
美徳とはいえない
酒はハッピーな時に飲もう 不幸だからという理由で飲んでは決してならない
絵の本質は額縁にあり
お伽話は、
ドラゴンの存在を教えるものではない。
そんな事、
子供達は知っている。
ドラゴンを殺す事が出来ると、
お伽話は教えるのだ
真の満足は、
いかなる状況からも、
その中のあらゆる価値を取り出せることにある
狂気を生むのは実は理性なのである
大抵の場合議論する能力のない者が喧嘩をはじめる
する価値のあることならへたでもいいからやってみる価値がある
君たちにこの世界の秘密を教えてやろうか。
それは我々がこの世界の半分しか知らないということなんだ
ギルバート・キース・チェスタトン(英: Gilbert Keith Chesterton、1874年5月29日 - 1936年6月14日)はイギリスの作家、批評家、詩人、随筆家。ロンドン・ケンジントンに生まれ。セント・ポール校、スレード美術学校に学ぶ。推理作家としても有名で、カトリック教会に属するブラウン神父が遭遇した事件を解明するシリーズが探偵小説の古典として知られている。ディテクションクラブ初代会長。