名言大学

俺は(水谷)豊のファンなんだ。
見ていてさびしい人だなって感じるんだな。
さびしい人だよ、
豊は。
たったその言葉だけで片づけてしまうのは非常につらいけど、
さびしい人だよ

(美由紀夫人に)お前は一切、
子供達を怒らないでくれ・・・優しくしてやってくれ・・・・怒るのは男である俺の仕事だから、
恨まれるのは俺だけで十分だ

日本映画もハリウッド映画も何も変わらないですよ。
ただ映画に対する尊敬の念の違い

(石橋凌に対して)この国の映画プロデューサー達ってなまけものだし、
耳も悪いからロックコンサートなんて行かねぇのね、
あんまり(笑)。
ほんとにあいつを4年間も放っておくなんてねえ。
それが俺にとっては幸せだったけどね。
あいつ、......

(萩原健一に対して)お前、
俺の酒を飲めないって言うのか?

(金子正次の死を前に)起きろよ!!勝負するんだろ?

直球しか投げられないピッチャーは、
ずっと直球を投げ続けていけばいいんだよ。
変にカーブを投げようとか、
時代に合わせてシュートを投げてみようと思わないで、
ずっと速球を投げ続けてみろ

俺はまだ発展途上人なんですよ

自分の柄とか雰囲気とか、
ピストル持って走ったりして、
撃つことだけ、
カッコよかったりすることだけを工夫してれば、
何とか絵は繋がると、
そういう時期もありましたからね。......

テレビなんかで完全にお仕事として、
お金として割り切ってやるやつは、
そのままいくだろうけどな

いませんね。
仲間なんて

ファンほど恐ろしいものはないし、
勝手なものはないし、
また、
ありがたいものはないですね

(医師から癌を宣告されて)先生、
例えどんな病気でも、
正直に俺に言ってください!でも周りにだけには絶対に言わないでくれ!女房には言わんでください・・・

人間は二度死ぬ。
肉体が滅びた時と、
みんなに忘れ去られた時だ

最近は映画を意識して見ない。
僕が一番やりたいメディアは映画なんだけど、
今は逆に離しておきたいんです。
言いたいメッセージがごちゃごちゃありすぎて、
何を言っているのかわからないような映画が多くてつまらなくなってきてる

やたら正義をふりまわす探偵ものが流行っているけど、
この工藤俊作はちょっとズッコケてて、
いい加減なところもある探偵なんだ。
そのヘンが気に入ったね。
ライバル番組?
まあ「ルパン三世」ってとこかな

お前たちは俺には絶対に勝てない。
なぜなら俺は24時間映画のことを考えているからだ

たとえ肉体が滅んだとしても魂ってのは絶対無くならないんだ・・・・絶対に・・・

俺は夢ん中でも映画のこと考えてんだよ

これからやることを言えなんて、
それじゃ、
犯罪計画をバラせって言うようなものですよ

つまらない仕事なんて絶対に口にするな。
この世はそんなものはない。
どんな些細なことでも真面目にしろ

やっぱり、
僕は役者ですからね。
ものをつくるとか、
自分が感じることにとことん真面目でありたい。
それが僕にとって、
生きることだと思うんです

ナンバーワン映画をつくった映画監督と映画俳優に、
なんで会社が金出して、
映画つくってこねえんだよ、
1本も

日本へ帰ったら、
ここのみんな俺のこと忘れちまうのかな?

(松田美由紀さんに対して)多分お前が悪性の病気になったら、
俺は分かると思う。
般若心経の写経と座禅を始めてから、
いろんなものが見えてくるようになった。
相手の精神とか、
身体の状態なんかがな

魂ってのは絶対になくならない。
その中で魂を強く持ってる、
それが必ず未来に出て来るんです

相手の女優さんの手に触れただけで、
思いが通い合うような・・そんな演技をしてみたい

それほどひどい状態だと分かっていたら俺はタバコもやめて、
酒もやめて、
きちっと自分で努力していたはずだった。
何でちゃんと言ってくれなかったんだ

僕にはもうピストルを持って走ること以外できないんじゃないかって・・セリフのひとつも満足に言えない

(松田美由紀さんについて)今の僕の99%は彼女から得たものですね。
男は女から教わるものがたくさんある。
すべてがそうだと言ってもいいんじゃないですか

経験なんて関係ねーよ

肉体を持たないアクションってあってもいいんじゃないか?

俺は俳優としてアクションをしてるだけだ、
アクションスターなんかじゃない

全部に感性を開いていないと、
新しい映画っていうのはできていかない。
ありとあらゆるものに関して敏感じゃないと

撮るのなら俺の魂を撮ってみろ。
ただし簡単には撮らせないからな

実際に自分の生きているリアルタイムと、
それからその役に人格を吹き込んだときに、
その人格が何センチか浮いたりなんかするとき、
なぜ浮くんだろう?
と、
いうようなことを具体的に画(え)にしていくという作業をやっていくときに、......

興味なんてものは、
まずは自分の周りにあるものを否定したり肯定したりすることから始まる

山崎努さんにしても緒形拳さんにしても、
バランス悪いところはあっても、
常にその反対側にどっかスケベエな感覚を持っているから、
生活部分はそれとしておいてやっていける、
それが色気になっているんだろうと思います

僕は観念的なもの、
意識的なものを、
自分の芝居に取り込みすぎていたんです

犯罪を犯すというのは「ここまで」と引かれている線を切ることなんだよな。
犯罪というのは可能性ですから、
「ここまで」と決められている部分を犯していくってことは、
可能性に挑戦しているんだよね

僕らみたいにころころとポリシーが変わってるとね、
既にポリシーでも何でもなくなっているようなものがポリシーだったりしてね

真剣にやっぱり映画に向かって欲しいですね。
で、
頭きたら、
面白くなかったら帰ればいいんですから

台本を読んで地面から足が5センチ浮いた気がしたよ

経験というのは、
単なる時間の積み重ねではなく、
人を感じる目であったり、
耳であり、
皮膚感覚なわけだ

常に自分をマイナスの状態にしておく。
僕は足していくことよりも、
引いていくことの方が好きですから

俺は若い人に、
自分の中の変化と重ね合わせて映画を見てもらいたいんだ

あくまでも自分が考える本物志向でありたいな、
と思っているし・・他人がなにを言おうと

寺で座禅を組んだんだが、
悟りの境地まであと一歩のところまでいった

松田 優作(まつだ ゆうさく、1949年(昭和24年)9月21日、キャラクターライセンシングは1998年に設立されたオフィス作がそれぞれ管理している。