（映画は）完璧なものを作り上げるっていう空気感が好きですね

後ろは振り返らない。前に進めなくなっちゃうから

僕と貴方達との距離は はたして何キロぐらいだ

元々が真面目な人間じゃないけど こんなに真剣にまじめに10年やって来たのって初めてなんです。すっごい楽しかった

昔はＶシネマのイメージは正直、悪かった。でも、２０年経ってイメージが変わってきた。俺らの役者仲間で酒飲んで暴れるヤツなんていない。みんなクリーンだよ

僕がアメリカに行った1968年頃、アメリカのインディペンデント映画がすごく人気

今回（映画『地獄でなぜ悪い』）の撮影前に二階堂さんを109へ連れて行き、衣裳をバチッと決めたとき、彼女が「これで役になれる気がする」ってつぶやいたところで、演出の仕事はほぼ終わりました

記憶に残る幕の内弁当はない

そこで苦労している場合じゃないんだよ

心理学は、みんなを幸せにするために作られた学問です

他人と不幸になるより、一人で不幸になるほうがいい

自分を客観的に眺めて、生きていることを演出するとしたら、一番の理想は、いい映画を撮れたときに死ぬことだ。しかし、映画っていうものは完成した瞬間に、気に入らないところが次々に見えてくる。自分の映画に、満足することはない。満足するようじゃ映画監督なんて続けられない。だから俺も、生きることに興味がないなんて言いながら、いざ死神があらわれたら、こう言ってしまいそうな気がする。「あと１本だけ映画撮らせてくれねぇか」人間、歳を取るとずうずうしくなる