藤田東湖は、俺は大嫌いだ。あれは多少学問もあり、議論も強く、また剣術も達者で、ひとかど役に立ちそうな男だったが、本当に国を思うという赤心（嘘偽りのない真心）がない。もしも東湖に赤心があったら、あのころ水戸は天下の御三家だ。直接に幕府へ申しいづればよいはずではないか。それに何ぞや、書生を大勢集めて騒ぎまわるとは実にけしからぬ男だ。俺はあんな流儀は大嫌いだ

アニメや漫画を好きなだけで入ってきた人間が作るものは、どうしてもステレオタイプになる

何事も永続きのしないのが世の習いで、どんな喜びも次の瞬間にはもうそれほどではなくなり、さらにその次にはいっそう気がぬけ・・

手相は、てのひらの皺だろう。てのひらの皺だけが、その人間の人生の未来を予言できて、足の裏の皺は、無意味ではないか。手にあろうと、足の裏にあろうと、皺は皺だ

スポーツ選手でかっこいいのは競技で勝ち、普段は人を思いやれる普通の人であること

人は正しいことをして注目されないと、ときに「負の注目」を集めようとする。人生を惨めにするような努力はやめるべきだ

（とことん遊びに取り組んでいらっしゃるヒロミさんに対するご家族の反応は？）うちの奥さん（松本伊代さん）が、そういうことをあまり気にしないタイプなので助かっている部分はありますが（笑）

家族と共に過ごす時間っていうのはリラックス出来ていいですね

僕は、虚構とか妄想が好きなんで、どう生活の中で現実との折り合いを付けていくかっていつも考えてる

哲学の目的は思考の論理的明晰化である。哲学は理論ではなく活動である。哲学の仕事の本質は解明することにある。哲学の成果は「哲学的命題」ではない。諸命題の明確化である

私は失望するといつも思う。歴史を見れば、真実と愛は常に勝利を収めた。暴君や残忍な為政者もいた。一時は彼らは無敵にさえ見える。だが、結局は亡びている。それを思う

人間には多くの宝、多くの楽しみが与えられている。しかし人生最大の幸福、最も豊かな収穫は、なんといっても善良軽快な心だ。