隣人――われわれのほうでは、命令のあるように、己を愛するようにしているのに、あらゆる手を尽くして、その命令に背かせよう・・

地獄とは何か、それはもはや愛せないという苦しみだ

三千年の歴史から学ぶことを知らぬ者は、知ることもなく、闇の中にいよ、その日その日を生きるとも

東南っていうのは縁を呼んだり結んでくれるっていうエネルギーがある

芸術家といふのは自然の変種です

私には青春を奪った横暴な国家というものを許さん、という思いがしみこんでいます。泣きみそ(泣き虫)ですが気が強いんです

私は単純な楽しみごとが好きだ。それらは複雑な人間にとって最後の避難所である

自分が可愛い　ただ　それだけのことで　生きていた　それが　深い悲しみとなったとき　ちがった世界が　ひらけて来た

今回この写真文庫（岩波写真文庫）を一冊ずつ選んで、いまの世から眺めていきながら、時代の空気というものをつくづく感じた。活字、つまり言葉では説明しきれないことが、写真からはぷんぷん匂ってくる。このシリーズは、戦後の空気の貴重な貯蔵庫だ。いまの肥満ぎみの世の中は、じつはこの空気を吸うことからはじまっている。良くも悪くも、この空気がいまの日本人の両親なのだ

私の誕生の日から、死がその歩みを始めている。急ぐこともなく、死は私に向かって歩いている

神が、人間の成す行為の中で好きなものはどんなものだろうと考えていたら、「そ・わ・か」の3文字に思い至りました。「掃除」の「そ」「笑い」の「わ」「感謝」の「か」〜そわかの法則〜

現在を享楽せよ。明日のことはあまり信ずるなかれ