劇場で我を忘れるひとときだけ、その時間の支配から逃れられる

世間ではともすれば、金銀でも持ち物でも多く所有すればするほど人は幸福になると信じているようであるが、これくらい間違った・・

犬が人間にとって本当にかけがえのないもの、生の同伴者といった存在になるのは、犬が老い始めてからだ。

私の心の奥底には、私に敵対する者をはね返す闘志がみなぎっている。

学校時代は人生で最も不幸な時期だと思う。そこにあるのは退屈でわけのわからない作業、やっかいな規則、そして常識と良識に対・・

ゆっくりとだが、あなたは前進している。徐々に変化している。静かに変わりつつある

偉大になればなるほど、非難の矢に当たりやすくなる。

若い人たちはよく、「生き甲斐がない」と言います。しかしそれは当たり前です。孤立した人には生き甲斐はない。生き甲斐とは人・・

子供を信頼せず、あんまり疑ると、そんなに疑るなら本当にやってしまえ、という気持が次第にたかまり、口実あらば実行せん構え十分になるのが普通である

今から、吉祥寺の『百年』で、キャラバンの難波麻人と話してきます。難波とは中学の同級生です。中１の時、お気に入りの自転車にまたがった難波は、格好いい表情で「見とけ」と僕に言うと、急な坂道を凄まじいスピードでくだって行き、転んで骨を折り、ひと夏を無駄に過ごしました。あほでした

結婚とは、同情か征服かのいずれかの関係である

私はいつも人々に興味を持ってきたが、彼らを好きになったためしはない