人間という奴はいつでも、人に騙されるよりは自分で自分に嘘をつきたがるものなのだ。そして、無論、人の嘘より自分の嘘の方を余計に信じるのだ

自分に不幸が起こったときその不幸をあざ笑う人がいたらそういう悪意は一切無視しましょう　そうしなければならないほどその人は不幸なのです

長い目で見れば、利口者や金持ちに生まれつくよりも、運の良い人間に生まれついた方がいい

世間では記憶力のいい人が頭がいいといいますが、大工の場合は記憶力も大事ですが、手が記憶どおりに動かなくてはなりませんの・・

恋をしていないとき、私は醜くなる

もしある人が自分の不幸な出来事について話したら、そこには何か楽しんでいるものがあると思って差し支えない。なぜならば、本当に惨めさだけしかないとしたら、その人はそんなことを口にしないだろうから

「雪は天から送られた手紙」は、対象を換えれば「堆積物は湖と海から送られた手紙」となる

結局、立派な人間を育てあげるのは、親がみずから子にしてやったことではなく、子がみずからするよう親が教えたことなのです。

未来だけ奪われたらもう、後ろ向き、ノスタルジアでいいわけです

論争には耳を傾けよ。だが、論争の仲間入りをするな。たとえ、いかなる些細な言葉の中にも、怒りや激情を吹き込む事を警戒せよ

女というのはまるで鮭みたいだ。なんのかのと言ったって、みんな必ず同じ場所に戻りつくのだ

どこかに通じている大道（だいどう）を僕は歩いているのじゃない