観客が求めているものが、映画本来ではなくなってきているからではないしょうか。作品自体というよりも、誰が出ているとかのほうが、重要になっている

大切なのは、何かを知ったその後で、学ぶことである。

不幸は大半が人生に対する誤った解釈のしるしである。

本当に絶望的に悲しいときは、人間は笑う。

もちろん違いはありますが、理解や協力で補い合える部分が今よりもっとずっと多くあるはずです。わたしはそうした健常者と障がい者の共有の場が世界の中にひとつでも増えることを願っています

どういう役柄にしたらいいかということも大切ですが、歌舞伎の場合はやっぱり伝承とか型も大事です。伝承や型を考えてみて、脚本を読んで全体の意味を知りその中で自分の役が何を表現したらよいのかを掴まなくてはならないんです

キャリアは長期的なものであり、予想できないものだと言うことだ。まっすぐ順調に進むことはまずない。ジグザグと回り道をし、立ち止まっては動き、あまたの思いもかけないことに出会う。まじめに働く姿勢や能力は重要だが、運が果たす役割も大きい。ともかくスタートを切ることだ。あなたのためにあると思わせるような天職はいずれやってくる

まだ未熟な連中に対して、激励もしないで徹底的にこきおろすなんて、絶対に間違っている。

長い間同じことを続けていると自分のやり方ができてくるものですが、頭を固くせず、柔軟に対応することが大切だと思います

われらの歎(なげ)きは、短き命をもっていることにあるのではなく、瞬間の生命を、よく生かし得ないところに在(あ)る。

年配者に好かれるコツは、要するに砂糖と塩の加減の問題やねん。「生意気の芸には愛嬌のスパイス、愛嬌の芸には生意気のスパイ・・

人間は道具を使う動物である。道具なしでは無であり、道具があると全てである。