お互いが幸せになるには、あなたも幸せになってね、私もなるよ、っていう考えじゃないと頂点に行けないんだよ

すばらしいユーモアのセンスの持主だったおふくろから、僕は人間の精神の到達できる最高の形というものは、笑いと人間愛だと言うことを教えられたのだ

小説のリアリティとは、こういう設定の人物がいて、こういう状況になった時に、こういう言動をするかどうか。それだけです

物事を始めるのに遅すぎることはない。幸せになるのに遅すぎることはない。

力を出し切れ！出し切らないと力は増えない。人間力とはそんなもんだ

金融物だというだけで、読者のハードルはとても高くなりがち

お母さんが私の気持ちを分かっていないのは事実ですが、私もお母さんの気持ちを分かっていないのですから

物で生活環境を変えることもできるんですけれども、ただ横に座っているだけであったり、挨拶をするだけであったり、握手をしてお互いの体温を感じあうだけでも、気持ちがはぁっとさせられる

爆発について。一つは自分が死ぬということ、メンバーも含めて、免震重要棟の人間は死んでたっておかしくない状態だった。３号機なんかは特にそうだった。あれだけのがれきが飛んできて

このような朝には溺死も幸福で平和だ、とふとあなたは考えたことはなかったか

どれだけ人間が生まれて、合わない環境であっても、そこで出会うものがすべて必然なんだと思って、受け取り方を変えていく。そうすると成熟していくような気がするのよね。それで死に向かっていくのだろうと思う。でも人間ってだらしないから、あんまりいい奥さん、あんまりいい旦那さん、いい子供で楽だと、成熟する暇がないっていうか

嬉しい人。凄い人。こんな男に女は鍛えられる