世の中は大変に面白くなって来た。寅（外山寅太）や、何でもこれからの事は商人が早道だ。思い切って商人になりやい

将たるものは、怯弱の時あるべし。ただに勇をたのむべからず

何事にも注意深くあれ

おまえは、自分の功を立て、かれは忠をつくした

打ち込む態勢をつくるのが先で、剣はそれに従うものだ

その職にふさわしくない者はすぐに処分したりするが、よく考えてみると、その役を十分に務めてくれるだろうと見たのはその主だ。目利き違いなのだから、主の罪は臣下よりもなお重い

おはんの死と共に、新しか日本がうまれる。強か日本が・・

表と裏、両面のこころがけ、どれもおろそかにしてはならじ

戦場にあって逃げるのは不義の至極で武上の操ではない。盗賊の徒である

曾て聞く蛮貊五臣を称すと　今見る虎狼我が津(みなと)を候(うかが)ふと　回(かへ)りて復た誰か神后の趾を尋ねん　来りて慎むを向かへ和親を用うなかれ

怒ったときには、百雷の落ちるように怒れ

世間には「資治通鑑」を三カ月で読んだとか、「二十一史」を半年に読んだなどと自慢する者があるが、そんな者の気が知れない。会心の文字は、何度でも読むのがいい