大事なのは、自分の中で時間を留めず、時間を動かすという感覚。ぼーっと止まっている時間は、僕にとっては死ぬのを待つことと同じなんです

ある事が困難だということは、一層それをなす理由であらねばなりません。愛することもまたいいことです。なぜなら愛は困難だか・・

もしきみが相手の愛を呼びおこすことなく愛するなら、すなわち、きみの愛が愛として　相手の愛を生みださなければ、そのとき　・・

施して報を願わず、受けて恩を忘れず。

もし万一私の霊魂などが、死後にまで生き残り、地獄だか天国だかしらぬが、また同じ後悔と汚辱にみちた一生をウロウロくりかえ・・

恐怖の克服がないと世界平和はないのか？ しかし恐怖の克服とは生の否定に繋がりはしないのか？ 生きる意欲と共に死んでいるという事、武士道に通する境地なのかもね

僕も病気やけがを抱えています。８０歳で３度目のエベレストに登ろうと思った時には大腿骨と骨盤を折りました。エベレストに向けて出発する１か月半前には心臓手術も受けました。あの時に目標がなかったら、今頃は寝たきりでしょう

敗北を避けるために、ときに人は自ら病気になる。「病気でなければできたのに」と言い訳して、安全地帯に逃げ込み、楽をするのだ

予の見るものは人間にして人類にあらず、馬にして馬類にあらず。

何か、すてきな、楽しいことを考えればいいんだよ。そうすれば、からだが宙に浮かぶんだ。

だいたい武士の考えていることを推測すると、武士はただ死を覚悟すること、という程度に考えているようだ。しかし、義理を知り、恥を思い、死を覚悟するということにおいては、武士に限らず、出家した僧でも女でも、百姓以下にいたるまで、その差別はない

私はあまりに深く星を愛しているがゆえに、夜を恐れたことはない