名言大学

快楽に抵抗するは賢者、
快楽の奴隷になるは愚者。

エピクテトス

自分がどうなりたいか、
まず自分自身に問え。
しかる後、
しなければならないことをせよ。

エピクテトス

死は何ら恐ろしいものではない。
むしろ死は恐ろしいという死についての考え、
それが恐ろしいものなのだ。

何についてもいうな、
「なくした」と。
「返した」と言え。

エピクテトス

人があなたのことを悪く言う。
それが真実なら直せばいい。
それがウソなら笑い飛ばせばいい。

エピクテトス

汝を罵倒したり、
打ちたるその人間が汝を虐待するにあらず。
それを恥辱なりと考える汝の想念が、
然(しか)らしむることをしか・・

許すことは復讐に勝る。

エピクテトス

人間の本性には、
動物と通い合える肉体と、
神々と通い合える理性・英智とが混じり合っている。

君自身の行為や、
出くわした危険を、
たくさん、
度をこえて述べることは避けたほうがいい。

己の敵に何を持って復仇すべきか?
 できる限り多くの善を行うべく努力せよ。

自分に欠けているものを嘆くのではなく、
自分の手元にあるもので大いに楽しむ者こそ賢者である。

人を不安にするのは、
物事ではない。
物事についての意見だ。

エピクテトス

自分が不幸なとき、
他の人たちを非難するのは無教養者、
自分自身を非難するのは教養の初心者、
そして他人をも自分をも非難しな・・

人生のどんな状況にあっても、
自分自身と対話し、
この対話によってどれだけ得るところがあるか自問することを忘れないことだ。

息子が死んだとな?
 返したのじゃ。
細君が死んだとな?
 返したのじゃ。

よい作家になりたいなら、
書くことだ。

エピクテトス

空(むな)しい欲望を満足させるために君が今日まで注いで来た努力の半分でいいから、
それらの欲望からの脱却に注いでみるがい・・

人々が夢中になって騒ぐもの、
それを手に入れるために躍起になって奔走するもの──そうしたものは、
彼らになんの幸福ももたら・・

心の平安は、
いたずらなる欲望の充足によって生じるものでなく、
反対にそうした欲望の棄却によって生ずるものである。

宴席で作法を守るように人生の作法を守ることを忘れてはならない。
ご馳走が回ってきて自分の前に来たら、
手を伸ばして礼儀正し・・

自由というのは、
我々が欲しいと思うものを、
かたっぱしから思う存分楽しむことによって得られるというものではなくして、
むし・・

侮辱は相手のせいではなく、
侮辱されたと思い込むせいだ。

エピクテトス

何であれ素晴らしいものは突如として生じるものではない。
ブドウの1房、
イチジクの実1つとて同じである。
君がイチジクの実が・・

エピクテトス

哲学とは、
自分の幸福が外からの事柄にできるだけ左右されぬように心がけて、
生きることである。

己自身を統治できぬ者は、
自由にあらず。

慎め、
かつ耐え忍べ。

エピクテトス

幸福への道はただ一つしかない。
それは、
意志の力でどうにもならない物事は悩んだりしないことである。

汝善ならんとせば、
まず汝の悪なるを信ぜよ。

エピクテトス

議論の相手が頑なになった時には、
その人の頭の中にはもはや論理的思考などないのです。

エピクテトス

病気は身体の障害であるが、
気にしない限り意思の障害ではない。

自己のものにあらざる長所を自慢するなかれ。

エピクテトス

相手が、
あまりにも明らかな真実に対して異議を唱えるならば、
論拠を見つけて意見を変えさせるのは容易ではありません。

エピクテトス

聞き上手は一つの技術である。

エピクテトス

困難は人の真価を証明する機会だ。

エピクテトス

人がいやいやながらいる処(ところ)は、
彼にとっては牢獄である。

エピクテトス

金銭、
快楽、
名誉を愛する者は、
人を愛することができない。

ただ一つ人間の良心のみが、
あらゆる難攻不落の要塞よりも安全である。

心の平静と幸福にいたる道は一つしかありません。
したがって、
早朝目覚めたときも、
日中も、
また夜遅く眠りにつくときも、
常に・・

まず、
どのように生きたいのかを自らに問え。
そしてなすべきことをなせ。

エピクテトス

この地上にて最も小なるものは貪欲、
快楽欲、
大言壮語であり、
最も大いなるものは寛容、
柔和、
慈悲心なり。......

エピクテトス

神が人間に一つの舌と二つの耳を授けたのは、
しゃべるより二倍多く聞くためである。

自分の好きなように生きている人間は自由である。

肉体より魂を癒すことのほうがはるかに必要なり。
なんとなれば、
死は悪い人生よりよいからなり。

与えられたるものを受けよ。
与えられたるものを活かせ。

エピクテトス

大笑いをするな、
多くのことに笑うな、
しまりなく笑うな。

エピクテトス

自分の力のうちにあって自由になるものと、
自分の力のうちになくて自由にならぬものを、
峻別せよ。

順境にて友を見つけるはたやすく、
逆境にてはきわめて難し。

人は起こることによって心が乱されるのではなく、
起こることをどのように考えるかによって心が乱れるのだ。

エピクテトス

エピクテトス(Επκτητο, Epikttos、50年ごろ - 135年ごろ。