したむべからず

心に貪りなき時は人に諂うことなし

天下に最も多きは人なり。最も少なきも人なり

自分のしたいことより、嫌なことを先にせよ。この心構えさえあれば、道の途中で挫折したり、身を滅ぼしたりするようなことはないはずだ

茶席に上も下もない この揚げ屋にもな

悲しさは世界共通。笑いは文化によって異なる

もろもろの芸（武芸・芸能）を学ぶこと

道理において勝たせたいと思う方に勝たすがよし

われわれの人生とは、われわれの思考が作りあげるものに他ならない

自分が秀吉様に受けた恩は、貴老（官兵衛）よりもはるかに大きく、三成たちよりも深いものである。しかし三成とは仲が悪いのは周知のとおりで、光成に加勢するのは見苦しい結果となる。貴老のお考え通りに分別したい

一日過ぎると、その一日を忘れるようにしている。過去はもう私にとって何の意味もない

総じて太刀にしても、手にしても「いつく（固着すること）」という事を嫌う。「いつく」は死ぬ手であり、「いつかざる」は生きる手である。よくよく心得るべきものである