人を用うるの法、大才能の人は始めより大任重職を命ず。しかしてその人また自ら奮励し、大いにその忠思をのぶること、なお時雨（しぐれ）の化（か）するがごとし。もし大才能の人を些事賤役（些細なつまらない仕事）に役使すれば、その人必ず厭怠（えんたい）してこれが用たらず

人生とは、エゴイズムの展開であり、同時にそれの公共のための放棄である。

嘘という奴はね、一旦嘘をつくとその嘘を隠すために、次から次へと嘘を重ねて行く他はないんだ。

千里の行(こう)も足下(そっか)に始まる。

とんぼが淋しい机にとまりに来てくれた

一番効果的な教育というのは、言わず語らずのうちに伝わっていく、伝えられていくこと。それが本来の教育というものだろう。

良馬は走れば分かる。金銀は溶かせば分かる。象は戦場に出れば分かる。賢者は格言を書けば分かる。

自然は女性を、原理に従うよりも感情に従って行動するように創った。

収集家は目隠しをつけて歩き、手に入れたものしか見ない。実のところ、収集本能と美を鑑賞する心とは相いれない。

長所を発揮するように努力すれば、短所は自然に消滅する

良からぬ行いからは、良い言葉は生じ得ない。

虚栄心はなかなか死なない。執念の強い場合には、人間よりも長命のときもある。