後進の賢者に譲り、発展を待つ時期だ

人というものが世にあるうち、もっとも大切なのは出処進退の四字でございます。そのうち進むと出づるは人の助けを要さねばならないが、処ると退くは、人の力をかりずともよく、自分でできるもの。拙者が今大役を断ったのは退いて野におる、ということで自ら決すべきことでござる。天地に恥ずるところなし

常に恥とは何かを知り、人に負けない様に強い気を持ち、どんなときでも権力に盲従してはならない

人の一生は短い。君の人生はもうほとんど終わりに近づいているのに、君は自分に尊敬をはらわず、君の幸福を他人の魂の中に置くことをしているのだ

分別過ぐれば、大事の合戦は成し難し

もし君が同時に継母と実母とを持っているとしたら、君は前者に仕えるはずであろうが、しかし君が絶えずもどって行くのは実母のもとであろう。宮廷と哲学は君にとってちょうどこのような関係にある

読書は学問の術であり、学問は事業の術である

見よ。平安な敬虔な生涯を送るために、克服しなければならないことのいかに少ないことか

神の罰より主君の罰おそるべし。主君の罰より臣下の罰おそるべし

燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや

誰にでも何かの仕事に適する素質がある。世の中が必要とするものは多く、自分が役に立てることが必ずある

恩義を忘れ、私欲を貪り、人と呼べるか