不死の神々と我々に喜ばしきことを与え給へ！

仁に過ぎれば弱くなる。義に過ぎれば固くなる。礼に過ぎれば諂（へつら）いとなる。知に過ぎれば嘘をつく。信に過ぎれば損をする

道においては死をいとわず思う

今の瞬間だけに生きよ！

誰でも死を望む者はいないが、日頃、恩禄を受けていることは、ひたすら命に代わるものと観念し、あらかじめ無き身と考えることが義の本である

心に邪見なき時は人を育つる

世間に媚びずに世間から仰がれるようになれば、自然と自分の値うちは世の人がきめてくれる

三度ものをいって三度言葉の変わる人間は、嘘をつく人間である

人というものが世にあるうち、もっとも大切なのは出処進退の四字でございます。そのうち進むと出づるは人の助けを要さねばならないが、処ると退くは、人の力をかりずともよく、自分でできるもの。拙者が今大役を断ったのは退いて野におる、ということで自ら決すべきことでござる。天地に恥ずるところなし

激流にも耐えうる柱のように揺るぎない信念を心に持て

酒に酔ひたる時一向に理屈を言ふべからず。酔いたるときは早く寝たるがよきなり

組織に貢献してくれるのは「優秀な者」よりも「能力は並の上だが、忠実な者」の方だ