名言大学

最も完全な復讐は、
侵略者の真似をせざることなり

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

罪を犯す者は、
己自身に対して犯すなり。
不正の人は、
自ら己を悪者にする意味において、
己の不正の犠牲者なり

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

人生は闘争にして、
仮の宿なり

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

幸福は、
その人が真の仕事をするところにある

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

死は感覚の休息、
衝動の糸の切断、
心の満足、
または非常招集中の休止、
肉への奉仕の解放にすぎない。
我々が死によって失うものは時間のわずかな一部、......

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

未来を思い煩うな。
必要あらば、
現在役立ちうる知性の剣にて十分未来に立ち向かわん

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

他人の厚顔無恥に腹が立つとき、
ただちに自問してみなさい。
「世の中に恥知らずの人間が存在しないということがあり得ようか」と。
そしてそれに「あり得ない」と答えるだろう。
それならば、
あり得ぬことを求めてはいけない

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

存在するものは、
変化のためにのみ存在することを忘れるな。
宇宙の大自然にとりて、
旧秩序や姿を変えて旧秩序に似せて新しいものを作るほど楽しいものはない

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

忍耐は正義の一種なり

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

真実は君の顔に書いてあるし、
声にもあらわれる。
恋人同士が目を見るだけで、
あらゆることがわかりあえるのと同じく、
やがてわかることなのだ

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

われわれの人生とは、
われわれの思考が作りあげるものに他ならない

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

「このキュウリは苦い」ならば捨てるがいい。
「道にイバラがある」ならば避けるがいい。
それで充分だ。
「なぜこんなものが世の中にあるんだろう」などと付け加えるな。
そんなことを言ったら自然を究めている者に笑われるぞ

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

この世においては汝の肉体が力尽きぬのに、
魂が先に力尽きるのは恥ずべきことではないか

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

幸福はどこにあるのか?
名誉を愛する人は、
他人の行為の中にあると考える。
快楽を愛する人は、
自分の感情の中にあると考える。
悟った人は、......

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

幸福な人生を送るのに必要不可欠なものなどほとんどない。
それはすべてあなたの内部、
あなたのものの考え方の中にある

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

今日、
私は自分の問題から抜け出した。
いやむしろ、
問題を自分の元から放り出したのだ。
問題は私の外にあったのではない。
私の中に、......

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

名声を追う者は、
他人の行動に己自身の善を置く。
快楽を追う者は、
善を己の官能に置く。
賢者は己の行いに善を置く

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

苦しみは、
苦しむ者がその限界を知り、
その恐怖に想像を加えさせざれば、
耐えられぬこともなく、
かつ永続するものにあらず

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

巣箱の利益にならざることは、
ミツバチの利益にもなり得ず

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

いかなる自然も芸術に劣らず。
芸術の仕事は、
すべて自然の物事を真似ることなり

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

目的なしに行動するな。
処世の立派な素晴らしき原則が命ずるよりほかの行為をするな

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

幸運がもたらす富や順境は素直に受け入れよ。
ただし、
それを手放すときは渋るべからず

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

良い人間のあり方を論じるのはもう終わりにして、
そろそろ良い人間になったらどうだ

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

人生競争において、
肉体がなお立場を守っているのに、
魂が気絶するは魂の恥辱なり

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

空中に投げられた石にとって、
落ちるのが悪いことではないし、
昇るのが良いことでもない

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

見よ。
平安な敬虔な生涯を送るために、
克服しなければならないことのいかに少ないことか

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

あらゆる行動に際して一歩ごとに立止まり、
自ら問うてみよ。
「死ねばこれができなくなるという理由で死が恐るべきものとなるだろうか」と

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

マクシムスからは、
克己の精神と確固たる目的を持つこと。
いろいろな場合、
たとえば病気の場合でさえも、
きげん良くしていること(を教えられた)

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

もし君が同時に継母と実母とを持っているとしたら、
君は前者に仕えるはずであろうが、
しかし君が絶えずもどって行くのは実母のもとであろう。
宮廷と哲学は君にとってちょうどこのような関係にある

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

哲学が君をつくりあげようとしたその通りの人間であり続けるように努力せよ。
神々を畏れ、
人々を助けよ。
人生は短い。
地上生活の唯一の収穫は、
敬虔な態度と社会を益する行動である

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

物事に対して腹を立てるのは無益なことだ。
なぜなら物事のほうではそんなことにおかまいなしなのだから

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

何かをするときいやいやながらするな、
無思慮にするな、
心にさからってするな

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

苦痛は耐ええぬものでも、
永遠に続くものでもない。
もし、
その限界を忘れず、
おまえのほうから、
それに余分な想念を付け加えないかぎり

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

名声の後には忘却あるのみ

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

隣人の語ること、
行うこと、
考えることを気にかけないものは、
どれだけ多くの利益を受けることだろうか

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

真心のこもった、
裸のままの親切には、
人は決して抵抗できないものだ

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

賢者は言った、
『静かな一生を送りたいのなら、
仕事を減らせ』と

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

事物はそれ自体いかなるものであるか、
その素材、
原因、
目的に分析してみるべきである

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

エメラルドは、
人に褒められなくても、
その価値を失わない

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

死は誕生と同様に自然の神秘である。
同じ元素の結合、
その元素への〔分解〕であって、
恥ずべきものでは全然ない

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

それは不運ではない。
むしろ、
それに気高く耐えることが幸運である

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

君の考えを美辞麗句で飾り立てるな。
余計な言葉やおこないをつつしめ

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

今すぐにも人生を去って行くことのできる者のごとくあらゆることをおこない、
話し、
考えること

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

元老院において、
またあらゆる人びとにたいして、
整然と、
判然と話すこと。
健全な言葉づかいをすること

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

君がなにか外的の理由で苦しむとすれば、
君を悩ますのはそのこと自体ではなくて、
それに関する君の判断なのだ

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

かつて私はどこにおきざりにされようとも幸運な人間であった。
「幸運な」とは自分自身にいい分け前を与えてやった人間のこと、
いい分け前とはよい魂の傾向、
よい衝動、
よい行為のことである

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

つまり理性と公共精神という善きものにたいして、
大衆の賞讃とか権力とか富とか快楽への耽溺のごとく本質の異なるものをいっさい対抗させてはならないのである。
すべてこのようなものは、
とつぜん我々を打ち負かし、
道ならぬところへ我々をつれ去ってしまうものなのだ

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

無花果の樹が無花果の実をつけるのを驚いたら恥ずかしいことであるように、
宇宙がその本来結ぶべき実を結ぶのを驚くのも恥ずかしいことである。
同様に医者や舵取りが患者に熱のあるのや逆風の吹くのを驚くのも恥ずかしいことである

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

肉体もまたがっしりかまえているべきであって、
動作においても姿勢においても歪められていてはならない

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

宇宙の自然の善しとすることの遂行と完成とを、
あたかも自己の健康を見るような眼で見よ。
したがってたとえいささか不快に思われることでも、
起こってくることはなんでも歓迎せよ

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

マルクス・アウレリウス・アントニヌス(古典ラテン語:Marcus Aurelius Antoninus 。ネルウァ=アントニヌス朝では第五代皇帝。第15代皇帝アントニヌス・ピウスの后妃ファウスティナ・マイヨル(大ファウスティナ)の甥で先帝の外戚にあたり、また大ファウスティナはハドリアヌスとトラヤヌスの傍系血族でもある。