僕の野球人生にはスキャンダルや悪い印象が付き纏った。その多くは僕自身が野球以外に社会経験がなく、甘かったとしか言いようがないことばかりだった。時を経た今だからこそ、すべて潔白だと証明されたが、やはり自分自身に甘さがあったことは認めざるをえない

日本的経営を参考にしましたが、年功序列制度だけは採用しませんでした。同期入社の中で賃金に格差をつけるのは、日本の名門企業でも今や当たり前のことになっていますが、弊社の同期内格差の大きさを知ったら仰天することでしょう。弊社は日本的経営を参考にしてはいますが、あくまで厳しい成果主義を貫いています

二十歳で容姿端麗でなく、三十歳で強壮でなく、四十歳で金持ちでなく、五十歳で賢明でない者は、けっして容姿端麗・強壮・金持・・

他人が大切にしている価値観を考え、それを形にしてあげれば人はお金を払う。お金は社会で常に必要性のあるところへ流動するものです

IOCはなぜ野球を五輪から除外するのか、この地球上で年間何千万という人達の関心を揺すって楽しませているようなスポーツ競技は、野球の他にどれくらいあるだろうか

一番の根本は、自分を信じ切れたかどうか

もう自分の気持ちだけでは多分やめています。でもあの東京ドームのファンの歓声を聞きたくて、毎日スイングしているんですよね

お金は薬は与えるが、健康は与えない

お金持ちになる人がフォーカスしているのは、相手の期待を上回るものを提供すること。それを続けていれば、まわりの人が必ず引き上げてくれます。結果としてそこにお金がついてくる。先にお金を追い求めてはいけないのです

私に『野球』を与えてくれた『神様』に感謝します

（引退後約20年間もユニフォームを着ていないことについて）今も広島に帰るといろいろな人から「なぜだ」と怒られます

高度成長政策と福祉の充実を天秤にかけて｢成長か福祉か｣、｢産業か国民生活か｣という二者択一式の考え方は誤りである。福祉は天から降ってくるものではなく、日本人自身が自らのバイタリティーをもって経済を発展させ、その経済力によって築き上げるほかに必要な資金の出所は無いのである