懐かしさには勝てないね 抵抗するのやめるよ

年齢は関係なくて、無茶を出来るスピリッツを持っているかが問題

本能に訴えるお仕事をすることに美学を感じるのです

「バカヤローの大島」なんて言われるけれども、家では妻にも子にも、一度も怒鳴ったことはない。ほとんど怒らない、と言ってもいい

演出家や監督の注文に応えられるように、いつもフラットな状態でいなきゃいけない

自分の限界を知るのは大変で、大切だ。限界までいったことのない奴が、自分にはもっと可能性があったはずだと悔やんで、他人に依存するようになる

不思議なんですけど、地球を一周するということも、普通に（神が）降りてきたんですよ

限界は自分がそう思った瞬間に訪れるものでしかない。そう気づいてから、自ら限界を作らないと決めました。とにかくやれることを一生懸命やろうと

古典も、もちろん守っていくんだけど、歌舞伎以外の仕事も沢山やるわけだから、役者としてはそこで培ってきたこと、そこで出会った人々、そういった方たちと新しい試みというのもどんどんチャレンジしていきますよ

新しい考えはおおかた新しい感動のせいなのだ。それは思慮によってではなくて、情熱によって得られるものなのだ

俳優は監督からもらった役からどれだけ、はみ出すことができるかが勝負

（歌舞伎の中に残っている「日本の心」について）いろいろなものがあるかもしれませんが、やっぱり“自己犠牲の心じゃないでしょうか。『寺子屋』にしても『熊谷陣屋』にしても、他人のために自分の子供を殺すわけですから、究極の自己犠牲です。これはなかなかよその国ではわかってもらえない