人間は必ず不安やプレッシャーを感じるようにできていると思う

刑務所に服役していた人たちをボランティアで支援している方から、めぐりめぐってお話をいただきました

昔のような飢餓感がないんやろうな。噺家になりたてのころの私は、たとえ自分の出番がない時でも囃子場にずっとおりました。「邪魔や」と叱られようが、そこにいたかったんや

若手のときにとんがってた人が歳取ったら丸くなるのって、もらってるお金やと思うんです。お金がないからみんなイライラするんです。だから分かりやすいっちゃ分かりやすいですよ。金銭的な余裕が人を丸く丸く磨いてくれるんじゃないですか

子どもに嘘をつかずに生きようとするほど、子どもの側について生きようとするほど、私は大人の社会から排除されていく。でもこれは仕方がない。子どもたちはよく失敗するし、その失敗を許せない大人が多いからだ

実はぼくはたくさん失敗をしました。演出家らしくとか、この仕事だからと力んだり、リーダーとして頑張ったり、自分らしくないのに、無理に偉ぶったり。でも、全てが失敗でした。そんなことをしても、相手も嫌な気分になるし、なにより自分に無理して嘘をついているような自分が、たまらなく嫌になったのです。これでは楽しめるものも楽しめません

僕はものを作ることにあまり違いがないんですよね。やっぱり漫才を作るのも好きだし、ネタを作るのも好き。それをお客さんの前で披露する瞬間が１番好き。映画を作ってるのも、最終的にはお客さんの反応を見ることですよね。小説も

ママちゃん、ママちゃん、早く来て〜

や、もう、幸せ過ぎてヤバイ！

現在が未来だ。明日になったらそれが今日になっちゃうんだから

さあ後半まいりましょう、後半しゅっぱ〜つ!

役者は緊張しなくなったら辞めたほうがいい