出来るかどうかの不安を考えたらキリがない

私は、ひどいスランプのときでも試合前にはこう思うようにしている。「ほかのやつなら休むかもしれないな。よし、それならおれは平気な顔して出てやろう」

これまでも私は、いろいろなことで失敗しています。そもそも商売というのは、失敗するのがふつうだと思うんです。新しいことをして成功する確率はほとんどない。10回やっても1回もないぐらいじゃないかな。だから、新しいことをやってダメだと思ったら、即座に撤退する。これが、つぶれない秘訣ですね

ジャイアンツでは、何のための練習なのか、自分の役割は何なのかを明確に意識していました

プロとして報酬を受け取っている以上、２４時間、３６５日、プロとしての意識をしっかり持ち続け、仕事はきっちりしたい

人生の成功者になるというのは逆境をたくさん乗り越えるということと同義でもあります

ホンマ大変やでマイナーは。日本の2軍ってほんと恵まれてるよな。寮があったり、食事がついてるわけやん。球場行けばメシが用意されてるし。マイナーなんか用意されてない。ハングリーさが違う

失敗してもええから、全力でやれ

若手にチャレンジをさせれば、当然失敗することもあります。でも、失敗はその後の糧になるからいいんです

選手のために尽くす、我慢して使う、いつも向き合って話をする

ただ遠征の時は、必ずマットレスを持って行きます。ホテルによってベッドの硬さが違うので、眠りの質を確保して体の負担を減らす意味でも必ず用意しています

人生とは幸と不幸が交互にやってきます。だから、僕は「人間万事、塞扇が馬」ということわざが好きなんです