私は、いい母になる才能、いい妻である才能、そうした才能をひとつひとつ摘み取ってきました。そして、小説を書く才能だけを残したのだから、これだけたくさんの才能を犠牲にしたのだから、せめて小説を書く才能だけはちゃんとしてくださいとお釈迦様にお願いしています

人生のそれぞれの状況には、たった一つの意味、真の意味しか存在しない

自分にマイナス要素がある、才能的に優れていないからこそ、そのマイナス面を埋めるための努力を死ぬまでしなくてはいけないのです。この努力は一見辛いように見えます。実際とても辛いです。努力をしないで好きなところにはまって、社会人になってからもずっとマイナスが累積していく人生よりは、マイナス面を埋める努力をして身に付く人間性の良さなどが、より人生の成功への道を切り開いてくれることでしょう

計画は実現しなくても悲観しない。人生１００％では疲れるから、僕は８０％主義。これって長生きの秘訣ですよ

僕はネットの評判は一切気にしないですね。というか、全く見ないので

退屈さの中に、固有の意味を見いだしていくことになります。意味というのは、一種の痛み止めなのです

運命に裏切られることもしばしばあって当然

おめでとうとは言わない。僕が欲しかったから

彼は人を好きになることが好きだった。だから、人々は彼のことを好きだった

顔も　身体も　名前も　姓も　お前にそれは丁度良い

雨にも負けず 風にも負けず　雪にも夏の暑さにも負けぬ　丈夫なからだをもち　慾はなく 決して怒らず　いつも静かに笑っている

詩とは、感情の解放ではなくて感情からの脱出であり、人格の表現ではなく人格からの脱出である