どうしても柔道がやりたいと言っていたら、（父が）「じゃあお前、死ぬまで柔道できるんか？」って。「死ぬまでやります」としか言えなかった

本当に普通の人であったのでは、漫画なんてものは描けません。プラスアルファ――なにか自分だけの世界を、ひとつは持っているべきである。 それは、必ずしもまんがに直結したものでなくてもいいのです。釣りが上手であるとか、模型作りに熱中するとか、ＳＦ小説を読みあさるとか。そういったことが、その人の奥行きになって、至極ありふれたものにプラスして、何か個性みたいなものが生まれてくるんじゃないか、と思うのです

ビジネスで成功するかどうかのカギは、結局のところ、仕事を人生最大の遊びにできるかどうかだ。ホモ・ルーデンス（遊びの人の意）、人間は遊ぶ動物なのだ。人間は遊んでいる時が、最大の創造力を発揮する動物なのだ。仕事を人生最大の遊びにできれば、人は誰でも有能なビジネスマンになれる

孤独とは、わたしたちの心の中で死んでしまったすべての生ける墓だ。

喜びのないところには、本当の生きがいのある人生というものがない

天才は答えを先に言う。

神は人間を、その本質が天使と獣類との中間に存在するものとして創られた。

人間の脳裏の追憶というものは、事実として記憶されるよりも、詩として記憶されるものかもしれない

（「運命の人」について）私はこの物語を悲劇として描きました。この悲劇をもたらした国家権力の欺瞞に対する、強い怒りをこめたつもりです

21年間でいいファイトも、つまらないファイトもあったが、ゲームプラン通りの戦いを演じてきた

倦怠は人生の重い病である。

みんなにおべっかを使われる童話の裸の王様より、みんなにバカにされ続ける現代の裸の王様の方が、何万倍もステキに思えた。僕らは、地球上で唯一笑うことができる人間という生命体