専門家――あなたの知らないことにはやたら詳しくて、あなたの知っていることは何も知らない人のこと。

毎年、「今年が今までの人生のなかでいちばん充実してた！」って思うんです。充実がどんどん“上書きされていっているので、今年もさらに“上書きです。年が終わって、楽しかったと思えれば幸せです！

この世は、英雄たちの剛力だけでなく、個々の実直な労働者のささやかな力の総体によって動いているのだ。

最も平安な、そして純粋な喜びの一つは、労働をした後の休息である。

ちひさな自分を劃（くぎ）ることのできない　この不可思議な大きな心象宙宇のなかで　もしも正しいねがひに燃えて　じぶんとひとと万象といつしよに　至上福祉にいたらうとするそれをある宗教情操とするならば　そのねがひから砕けまたは疲れ　じぶんとそれからたつたもひとつのたましひと　完全そして永久にどこまでもいつしよに行かうとする　この変態を恋愛といふ

自分で自分を傷つけてるんです。だからどんどん、どんどん安い方へ行っちゃう

想像──事実がしまいこんである倉庫で、詩人と嘘つきの双方で共有するもの。

湖に浮かべたボートをこぐように　人は後ろ向きに未来へ入っていく　目に映るのは過去の風景ばかり　明日の景色は誰も知らない

夢中になれる仕事自体が見つからないと言うことに対して、見つけることよりも、やってみることが大事なんだ。少しでも好きに慣れそうな仕事に、とりあえずチャレンジしてみる

優先課題に「イエス」と言うには、一見重要に見える緊急な活動に「ノー」と言わなければならない

｢戦争反対､平和｣と唱えただけでは平和はやってこない。｢病気反対､健康｣と祈る事が無意味なのと同じことだ

愛する者の死と真向きになったとき、人は初めてその人への愛の深さに気づきます。「私の命と取り替えてください」と祈る時の、その純粋な愛の高まりこそ、この世で最も尊いものでしょう