日本の司法制度は腐っている。一連の裁判が終わったので言いたいことを言わせてもらう

科学が万能だと思っているなら、それはあなたの間違いです

今日私たちの理解している物理の中には、複雑な定式化の中に埋没してしまいがちなある種の単純さがある

私がいた東京大学では当時、素粒子論よりも「物性論」という学問が盛んでした。日本の素粒子論は湯川さんのおられた京都大学や朝永振一郎博士のおられた東京文理科大学だけの独占的なものだったのです。それで私は物性論の教育を受けましたし、それを究めようと思っていました。なかでも物性論の大きな問題は超伝導でして、その頃から超伝導に興味をもっていました

数学は、理解力を鋭敏にし、真実の理解に確信を与えるほかに、また別の創造的な働きを持っている。その働きとは、すべての学問・・

人が事実を用いて科学を作ろうとするのは、石を用いて家を造るようなものである。事実の集積が科学でないことは、石の集積が家・・

もしも数学の本質を短くひと言で定義しようと思うなら、それは無限についての科学だと言わなければなるまい。

私たちが81年に、当時としては注目すべき成果を国際学会で発表した時も全く反応がなく、「我一人荒野を行く」心境でした。そのころ、出席者の誰一人として、窒化ガリウムに関心を持つ人がいなくなっていたのでしょう。しかし、私はたとえ一人になっても、この研究をやめようとは思いませんでした

ある技術を成功させようと思えば、PRよりも現実を優先させよ。おおいなる自然はだまされたりしないから

歴史は私に無罪を宣告するだろう。

神の概念に触れずに宇宙のはじまりを論ずるのは難しい

私は実験屋ですから、やっぱり理論屋の人たちが予想したものとは違う現象を実証することに面白さを感じます